寒い寒い、暑い暑い、寒い寒いといいながら、あっという間に年末である。
現在をつねにアップデートしていくインターネット時代において、一年を振り返るという年末の身振りも時代遅れのものになっている気がするが、自分が書いたものを軸に、あえて2023年を振り返ってみようと思う。
1月は、「新しい景色」というタイトルの文章を書いていた。新しい景色というのは、昨年末のFIFAワールドカップで流行った言葉である。年末年始は、3年ぶりに行動制限がなかった。1月11日の新型コロナウイルスの国内感染者は203,393人。
今年の1月で、日本国内ではじめて新型コロナウイルスが確認されてから3年が経った。2月上旬、政府は、3月13日からマスク着用について屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねることを決定。2月下旬には、4年ぶりの会場イベントを加えた「CP+2023」が開催された。ということを、「あれから3年」に書いていた。
そして、今年は開花が早かった。東京・靖国神社で桜の開花発表が3月14日で、観測史上最も早い開花だった。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も盛り上がった。
「2019」では、新型コロナが2類相当から5類に移行した5月8日の、すぐあとに行った大型展について書いている。その大型展の予約チケット争奪戦の過熱はすごかった。緊急事態宣言を受けて美術館や博物館が休館した時期と比べると、隔世の感があった。
7月、ツイッターの象徴だった青い鳥のロゴが廃止、X(エックス)に正式変更された。「エックス」と「続エックス」で、それについて触れているが、Xはまだまだ迷走中のようである。ソーシャルメディアの夢と希望はどこへいくのだろうか。
「日常的な瞬間」で書いたのは、今年の暑さ、進化し続けるiPhoneのカメラ、阪神タイガースのアレ、そして新型コロナの第9波。新型コロナの波を数えるのも、第9波あたりで終わりそうな気がする。
10月、SHIBUYA TSUTAYAが改装工事に伴いにレンタル利用最終日を迎えたという象徴的なニュースを、「さらばレンタル」で取り上げていた。来春にリニューアルオープンするそうだが、そのとき、私たちはここがレンタル文化の象徴的な場所だったことを覚えているだろうか。
カメラ関連では、キヤノンのエントリーモデルのブランド「Kiss」が終了、30年の歴史の幕を閉じた。ニコンが、かつての銀塩一眼レフ「FM2」にインスパイアされたデザインのミラーレス一眼「Z fc」を発売して注目を集めた。ソニーからは、世界初グローバルシャッター搭載のミラーレス一眼「α9 III」が登場した。
そういえば、ChatGPTにからめた「写真とは何か」や、画像生成AIにからめた「シャッターレス」も書いていた。これまでもAIは幾度となくブームになってきたが、今度のAIはホンモノだろうか、今回もまた霧散していくのか、今回こそは浸透していくのか、あるいは、霧散しつつ浸透していくのか。
そうだ、ChatGPTに来年の写真表現について聞いてみよう。
You
2024年の写真表現はどうなりますか?ChatGPT
2024年の写真表現に関して具体的な予測をすることは難しいですが、いくつかのトレンドや可能性が考えられます。以下は予測の一例です:1.拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の影響: ARやVR技術が進化するにつれて、写真が静止したものから立体的で没入感のあるものに変化する可能性があります。人々は、写真を通じて物語をより深く体験できるようになるかもしれません。2.人工知能(AI)の利用: AI技術が進歩すれば、写真編集や補正がより高度になり、写真家はより創造的かつ効果的な手法で表現することができるようになるかもしれません。AIが写真の撮影や編集プロセスに介入することで、新しい芸術形式が生まれる可能性もあります。3.持続可能性と社会問題への焦点: 社会的な問題や持続可能性に焦点を当てた写真が増える可能性があります。写真家たちは、環境、社会的な不平等、人権などに関連するストーリーを伝えるために写真を利用することが期待されます。4.新しいメディアの統合: 写真は、動画や音声と組み合わせられることがますます一般的になるかもしれません。写真は静止した瞬間をキャッチする手段としてだけでなく、動的なコンテンツの一部としても位置づけられる可能性があります。これらはあくまで予測であり、将来の技術と社会の変化によって変わる可能性があります。新しい技術や社会のトレンドが写真表現にどのように影響するかは、時間が経つにつれて明らかになるでしょう。
せっかくなので、最後にクリスマスとカメラについても聞いてみよう。
You
2023年のクリスマスとカメラの関係は?ChatGPT
2023年のクリスマスにおいて、カメラと関連するいくつかのトレンドや変化が予想されます。以下は、考えられる要素です:1.スマートフォンカメラの進化: スマートフォンのカメラ技術は急速に進歩しており、新しい機能や性能向上が期待されます。より多くの人がスマートフォンを使用してクリスマスの瞬間を捉え、即座に共有するでしょう。2.AI搭載カメラの普及: 人工知能(AI)が搭載されたカメラは、自動で最適な設定を選択したり、写真の編集を補助したりする機能が増えています。これにより、ユーザーはより高品質で美しい写真を撮影できるようになるでしょう。3.ライブストリーミングとビデオ通話: クリスマスの期間には遠く離れた家族や友人とのコミュニケーションが重要です。スマートフォンやウェブカメラを使用してライブストリーミングやビデオ通話を行うことが一般的になり、遠隔地にいる人々と一緒に祝うことができます。4.インスタントプリントカメラの復活: アナログな体験への回帰が見られ、インスタントプリントカメラが再び人気を集める可能性があります。写真をすぐにプリントして手に持つことができることは、特にクリスマスの家族や友人との特別な瞬間を共有する際に魅力的です。5.クリエイティブな写真アプリの利用: フィルターやエフェクトを駆使した写真アプリが進化し、クリエイティブな写真編集が一般的になるでしょう。ユーザーは自分の写真をより個性的に表現するために様々なツールを活用することが予想されます。これらのトレンドはあくまで予測であり、実際の状況は市場の変動や技術の進歩などによって影響を受ける可能性があります。You
メリークリスマスChatGPT
メリークリスマス!クリスマスがあなたにとって素晴らしい一日となりますように。どんな素敵な瞬間が訪れるか楽しみですね。お祝いの日を心からお祝いします!
PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。