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柊サナカのカメラ沼

第55話 「CP+2026」フィルム・アナログ関係を中心に

2026/02/27
柊サナカ

今年もやってきましたCP+

 

みなさん今年のCP+へいらっしゃる予定はありますか。自分はフィルムカメラ派だから、特に新製品は見るものないかな……と思っているそこの読者のみなさんも、今年のCP+はフィルム関係の新製品やアナログを意識したカメラがたくさん出ていて見応えあったので、お知らせしたいと思います。
 

まず向かったのは今年初の出展となるかわうそ商店。こちらは、わたしがフィルムを買うときに必ずお世話になっているお店です。フィルム関係の新製品をいろいろ取り扱うことでも有名です。驚いたのは、8ミリの自動現像用のキットが売り出されたこと。今まで8ミリと言うと、限られたお店でしか現像ができず、そのお店も年々取り扱いをやめてしまうような状況でした。自家現像できたらな……と思ったことはありますが、8ミリの自家現像は今まで個人宅では不可能だとされていました。
 

今回初出展となるかわうそ商店ブース。自動現像機などの新しい現像用品が並びます。

 

モノクロフィルムと比べて、リバーサルフィルムの自家現像は難しいことで有名なのです。わたしの泣きが入ったコラムをご覧ください。(→https://photoandculture-tokyo.com/contents.php?i=287)自分でやろうとしたらなかなかハードルが高いのがリバーサルフィルムの現像。

 

しかしながらかわうそ商店では、AGO・アゴーフィルム現像プロセッサー(https://kawauso.biz/products/detail/2907)という自宅用の自家現像機が販売されており、これと8ミリ現像キットを組み合わせることで、温度等しっかりコントロールでき、失敗のない現像が可能となります。初期投資には多少お値段がかかりますが、このプロセッサーを使って8ミリを現像してみようという方も、今後増えるかもしれないし、8ミリの現像所も増えるかもしれませんね。今後の8ミリの動向が気になります。

 

8ミリのリール、初めて見ました! 現像してみたいです。

 

ロモジャパンのブースにも行ってきました。話題のロモMC-Aの実機も試せますよ。ロモLC-A大好きなわたくし、オートフォーカスに感激、すっかり欲しくなりました。セットの多重露光用キットとかも楽しそう。光をきらきらさせるフィルター等(別売り)でも楽しく遊べそうですね。
 

ロモジャパンのブース。

 

気になっていたロモMC-Aの実機をさわれてうれしい。

 

ロモは付属品も楽しいですよね。

 

格子状になっているフィルター。MC-A用。

 

KODAKのブースでは、フィルムパトローネ型のMEMO SHOT ERA MS100 の前で思わず立ち止まってしまう。形はフィルムですが、気軽に撮ってなんでもメモして、写真を貼り付けられるようになっているそう。感熱紙ではなく、シール台紙というのもいいですね。テプラのように文字が出せるMEMO LABEL ERAも気になる。

 

KODAKのMEMO SHOT ERA MS100。この形と色が可愛い。

 

MEMO SHOT ERA MS100別角度から。お子さんにも安心して渡せそう。

 

台紙がはじめからシールになっているのはいいですね。

 

こちらのBECKS B-Quest BQ−1もいい。最近のデジタルカメラの価格がどんどん上がってしまって、手を出せないと思っている若い人たちにも一万円切る価格。どこかアナログめいて撮れるこの雰囲気が人気になりそう。

 

こちらのBECKS B-Quest BQ−1はお値ごろな価格で、可愛くていい感じに撮れていいですね。

 

BECKS B-Quest BQ−1は背。面のモニターも大型で見やすい。 

 

こちらの別デザインもいい。

 

このホルガ、キーチェーンデジタルカメラ DC-1、本当に小さくて手のひらに握り込めるくらい。発売されたらわたしは買おうと決めています。

 

PELICANのケース、憧れがありませんか。プロのフォトグラファーって感じがして。こんなに可愛い色のがあったとは。小さいサイズのものを持ってみましたが取り回しが良くて欲しくなりました。部屋に置いてあっても可愛いですよね。

 

ペリカンにこんなに色があったとは! 


昔より手に入りにくくなった使い切りカメラ……気軽に買えた時期が懐かしいです。そう思っていたら、あるカメラを発見。ケンコー・トキナーのブースの、レトロデジ90というカメラ。こちら、カリカリ巻いて電池はこだわりの単4。最近あえてのフラッシュの光が人気だそうですが、フラッシュもしっかり出ます。写りもフィルムライクでかわいい。
 

ケンコー・トキナー、レトロデジ90。

 

裏蓋を開けたら電池というのもいい。

 

写りもいい感じですよね。

 

わたくし個人的に、ネガフィルムのスキャンに前々から頭を悩ませていました。皆様、どうしてます? 特に写真展に出すような、大判で引き伸ばしをしたいとき。わたしはとうとう自宅でスキャンを諦め、お店に依頼するようになりました。でもこちらのVALOIのフィルムスキャニングキット、easy 35をご覧ください! 欲しい人いっぱいいますよね。コロナ禍に外出できなかった学生の開発者が開発したという、VALOIのフィルムデュープのキット。こちら光源つきでマクロレンズに装着、フィルムを直接撮影することで、高解像度での取り込みが可能。おそるおそる値段を聞きましたが、高性能スキャナーよりもぐっとお安め34,400円(https://valoi.co/en-jp/collections/all)。わたし、欲しいです!

 

VALOIのフィルムスキャニングキット、easy 35。長らくわたしが求めていたもの。

 

VALOIのフィルムスキャニングキットには中判対応のセットも。

 

VALOIのフィルムスキャニングキット、easy 35は各種フィルムに対応するそうでそれも嬉しい。 

 

Polaroidのブースはおしゃれでいいですね。ポラロイドのフィルターがかぶせる形なのもいいし、プリンターもこの可愛さです。

 

全体おしゃれなポラロイドのブース。

 

このタイプのカラーフィルターは初めて見ました。

 

デザインの勝利、ポラロイドのミニプリンター。

 

カラフルなカラーフィルターが並びます。 

 

あと本当にびっくりしたのはキヤノンのブースで見たこちらのカメラ。あのキヤノンさんがこの形を! かわいい! とさっそく触らせてもらう。まだ開発途中らしいですが、発売されたらぐらぐらきてしまう素敵さです。
 

キヤノンブースでびっくりしたカメラ。興味津々です。

 

今回はフィルム・アナログ系を中心に見て回りましたが、1日で見切れないほどの面白いブースがたくさんあり楽しかったので、みなさまもぜひ!
 

  • CP+(シーピープラス)2026
  • 会場イベント:2026年2月26日(木)~3月1日(日) 開場時間10:00~18:00 (最終日のみ17:00まで)
  • ※2月26日(木)のみ、12:00まではプレス・VIP招待者・クイックパスの入場時間帯となります。
    オンラインイベント:2026年2月26日(木)~3月1日(日) 初日10:00~ 最終日23:59まで
  • ※オンラインイベントのアーカイブ期間 3月2日(月)〜3月31日(火)
  • 会場イベント:パシフィコ横浜
  • https://www.cpplus.jp

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