本連載の経緯をご覧になられている方ならご承知でしょうが、フィルムカメラ時代から、筆者のペンタックス愛用歴はそれなりに長く、これまで実用はもちろん、愛でたり手慰み一眼レフとしても気に入って使用しているわけです。
したがってペンタックス一眼レフは無視できない存在であり、この思いは今も大きくは変わりません。もっとも随所で他のメーカーのカメラと浮気はしているのはご存知の通りですが、こと現役の一眼レフとなれば数が少なくなったこともあり、ペンタックスの存在価値は高まっているように思います。
今回はおまたせしました、ペンタックスK-1のお話です。誰ですか?待ってなんかいないぞという人は。ええ、筆者がK-1を語るのは恐れ多く、まったく役不足であることは重々自分でも承知はしております。
常に日常を共にしているという感じも薄く、アサインメントでは過去、数回しか使用していません。それでも、どうしても一眼レフで撮ってやるぜ、と思いたくなる日は年に数回必ずあるものです。
しかし、現在筆者の手元にはデジタル一眼レフは各メーカー合わせても数台のモデルしかありません。多くは処分したか、ミラーレス機の下取りになっていますし、あまり思い入れもないものです。
リコーのペンタックスは今後も一眼レフでゆく、という宣言をしたようなものですね。ペンタックスK-1 MarkⅡは現行の35mmフルサイズ一眼レフということで確固たる位置を保っていますし、一眼レフが必要となれば、真っ先に手が延びる機種です。これは間違いありません。
smcペンタックスFA50mm F1.4をつけましたペンタックスK-1です。なんか寸胴というか、どてらを着たネコみたいですなあ。
K-1登場は2016年のことです。ペンタックスユーザーの強い要望の声を聞き入れたカメラでもあります。
筆者は、フィルムカメラ時代からのシステムを共用、応用しているデジタル一眼レフならば、35mmのフルサイズフォーマットの機種は必ず用意するのが筋ではないかと考えておりました。
フィルムと同じサイズのフォーマットなら大きなストレスを感じることもなく使用できるでしょうし、今もなお筆者のようにペンタックスLXを愛用しているユーザーにとってもありがたく感じます。
筆者は特別なオールドレンズマニアというわけではないのですが、ペンタックスレンズたちのポテンシャルを、余すところなく生かすことができるのは、やはり35mmフルサイズ一眼レフではないかと考えます。正直、このあたりはペンタックスユーザーの共通の価値観かもしれません。
ペンタックスのデジタル一眼レフ初号機は2000年のフォトキナで発表された試作機でした。これはMZ-Sベースのものであり、35mmフルサイズセンサー搭載の予定でした。筆者はこれをフォトキナで目撃しています。
ところが実際に発売されたものはAPS-Cセンサー搭載の2003年に登場する*ist Dであり、その後に続いて登場する機種もAPS-Cセンサー搭載のカメラでした。
実用上はAPS-Cでもなんら問題はないのですが、先に述べたように、過去の遺産であるペンタックスレンズたちの力を出し切りたいと考える人は少なくないはずです。このため旧来からのペンタックスユーザーは35mmフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフ登場を心待ちにしていたようです。
背面はボタンだらけ。グリグリ欲しかったですよね。特別に設定が難しいとか面倒ということもないけど、全体にボタンが散らばっている感が拭えないです。
筆者がK-1を購入したのは発売とほぼ同時期。もう6年も使用しているのかあ。デジタルカメラとしては寿命は長いですよね。
ちなみに筆者のK-1は2018年に登場したK-1 MarkⅡの登場に合わせて、リコーが実施したメイン基板の交換によってK-1 MarkⅡと同等の機能が得られるアップグレードサービスを利用し、K-1(Ⅱ)と呼べるものになっています。
こういう儲からない面倒なことをしてしまうのがリコーの良いところかもしれないですね。ユーザーに対しては小回りが効く対応をしていて、好感が持てます。
ちなみにK-1 MarkⅡの改良点は超解像技術リアル・レゾリューション・システムの手持ち撮影が可能になったこと、アクセラレーターユニットの搭載によって高感度画質が向上したこと、AFの改良、アウトドアモニターの改良などです、いずれも筆者の撮影にはほとんど関係してこないものばかりですが、やはり改良版はありがたい感じがします。便宜的に面倒なので本稿では名称をK-1で押し通してお送りしますのでどうぞよろしくお願いします。
筆者のK-1はデバイスをアップデートしているのでK-1 MarkⅡと機能は同じです。Ⅱ相当になった証はカメラ左側のマウント基部の近くにある「Ⅱ」の文字のみです。前は「SR」のエンブレムがあったような記憶が。
フレキシブルチルト式液晶モニターと呼ぶそうです。グニャグニャしてますが、これがモニターの位置を自由に決めることができて便利みたいですね、と人ごとのように書いてしまいます。どなたか有効な使い方を教えてください。製造時の組み立ても大変そうだよなあ。
で、K-1の基本機能ですが、簡単に述べますと有効3640万画素の35mmフルサイズセンサーと、防塵防滴対応のマグネシウムボディという質実剛健さがウリですね。Kマウントは正確には「 KAF2マウント」と呼びます。
ボディはかなり厚みがあり結構な迫力であります。なんでこんなに厚いのか、発売時に明確にリコーは回答されているのかなあ。ペンタプリズムもかなりデカいですね。でも視野率は約100パーセントですからねえ頑張りました。少なくともフラッグシップ一眼レフはこうあらねばなりません。
ただ、重量は単体でも1kg超えです。木村伊兵衛なら怒ります。筆者がK-1を持ち出す回数が少ない理由もこのためですね、ジジイなんで夏に無駄な汗をかきたくないわけです。でも、ペンタックスLXをまだ愛している筆者としては、少々辛い重量級になってしまったことは残念です。
本機UIで特徴的なのは「スマートファンクション」ですね。ペンタプリズムの右横にある「機能ダイヤル」で機能選択、上面の右端にある「設定ダイヤル」を使って、選んだ機能の設定値をダイレクトに変更します。メニューの階層を探るってことをしなくてもOKということのようです。
筆者は機能変更は頻繁には行わないので、このダイヤル邪魔くせーとか思うだけで上手に使いこなせていません。
しかも後ろのコマンドダイヤルと、設定ダイヤルをよく間違え、現場で混乱しております。上手なK-1ユーザーの人に今度ぜひ有効な使い方を教わろうと思っていますのでよろしくお願いします。
K-1で特徴的な「スマートファンクション」。ペンタプリズムの右横にある「機能ダイヤル」で機能選択、上面の右端にある「設定ダイヤル」を使って、機能を変えてゆきます。
ボディ左側のダイヤルは撮影モードを変更するやつですね。これもなあ、どうなんだろう。一眼レフの雰囲気を盛り立てるにはシャッタースピードダイヤルの方が良かったんじゃないかなあ。
なおこのダイヤルには、ユーザーがよく使用するセットを登録するUSERセッティングもできますが、5種もあると、筆者には何を設定したか覚えられないんですよね。で、まったくUSERセッティングも使いこなせていません。「SV」モードって、見慣れないモードですけど感度優先AEでしたっけか。
そういや「リアル・レゾリューション・システムⅡ」って、画素ずらしと画像合成によって、より高精細な画質が得られるのですが、「手ぶれ補正モード」が追加され、手持ちでの撮影が可能になりました。
このリアルレゾリューションは、確かレビューで数回使用をしました。確かにモニター上で画像を拡大するとその効果は確認できますが、私的な撮影では自分ではどのように有効に利用してよいかわからないのです。
もちろん徹底した鮮鋭性を求める人にとっては心強い機能であることは間違いありません。筆者に思い入れがないだけですね、エンジニアのみなさん申し訳ないです。
次回は久しぶりにプライベートでK-1を外に連れ出してやろうと思っております。
USERポジションがたくさんあります。便利なのかどうかは分かりませんが、きっと必要とている人がいるのでしょうね。それぞれの設定をすべて覚えていたらすごいだろうなあ。
ペンタックスK-1カタログより抜粋(資料提供:リコーイメージング株式会社)
- 【PENTAX K-1 性能表】
◉型式- 型式=TTL AE・AF一眼レフデジタルカメラ
- レンズマウント=ペンタックスバヨネット KAF2マウント(AFカプラー・情報接点・電源接点付き)
- 使用レンズ=KAF3、KAF2(パワーズーム対応)、KAF、KAマウントレンズ
- ◉撮像部
撮像素子=種類:原色フィルター/CMOS、サイズ:35.9✕24.0mm- 有効画素数=約3640万画素 (総画素数 約3677万画素)
- ダストリムーバル=超音波振動による撮像素子クリーニング機能「DR II」
- ISO感度=ISO AUTO/100~204800 (1EV、1/2EV、1/3EVステップ)
- 手ぶれ補正=撮像素子シフト方式 (SR:Shake Reduction)(5軸補正)
- ローパスセレクター=SRユニットを用いたモアレ低減機能、OFF/Type1/Type2/ブラケット(3枚)
- ◉記録形式
- 画像ファイル形式=RAW(PEF/DNG)、JPEG(Exif 2.3準拠)、DCF2.0準拠
- 記録サイズ(最大画素数)=[35ミリフルサイズ] JPEG:L(36M:7360x4912)、RAW:(36M:7360x4912) [APS-Cサイズ] JPEG:L(15M:4800x3200)、RAW:(15M:4800x3200)
- 画質=RAW(14bit):PEF、DNG JPEG:★★★(スーパーファイン)、★★(ファイン)、★(エコノミー)、RAWとJPEGの同時記録可能
- 記録媒体=SD、SDHC、SDXCメモリーカード(SDHC、SDXCはUHS-I規格対応)
- デュアルスロット=順次、複製、RAW/JPEG分離、画像コピー
- ◉ファインダー
- 方式=ペンタプリズムファインダー
- 視野率=約100%
- 倍率=約0.70×(50mmF1.4・∞)
- アイレリーフ長=約20.6mm(見口枠より)、約21.7mm(レンズ中心より)
- 視度調節機能=約-3.5~+1.2ディオプトリ−
- フォーカシングスクリーン=ナチュラルブライトマットIII、非交換式
- ファインダー表示=測距点、グリッド表示、電子水準器、AFフレーム、スポット測光フレーム、クロップ
- ◉ライブビュー
- 方式=撮像素子によるTTL方式
- フォーカス=コントラスト検出式(顔検出、追尾、多点オート、セレクト、スポット)、フォーカスアシスト(ON/OFF)
- 表示=視野率約100%、拡大表示(最大16倍まで)、グリッド表示(16分割表示、黄金分割表示、スケール表示、正方(小)、正方(大) 線種:黒/白選択可能)、ヒストグラム表示、白とび警告、構図微調整
- ◉画像モニター
- 形式=TFTカラーLCD、広視野角タイプ、エアギャップレス強化ガラス、フレキシブルチルト式
- イメージサイズ=3.2型 (アスペクト比3:2)
- ドット数=約103.7万ドット
- ◉ホワイトバランス
- 方式=撮像素子および光源検知センサーによる併用方式
- ホワイトバランス=オートWB、マルチパターンオートWB、太陽光、日陰、曇天、蛍光灯(D:昼光色、N:昼白色、W:白色、L:電球色)、白熱灯、CTE、マニュアル(3種類登録可)、色温度設定(3種類登録可)、撮影画像設定微調整、A-B軸、G-M軸で±7ステップで調整可
- ◉オートフォーカス
- 方式=TTL位相差検出式
測距センサー=SAFOX12、33点測距(中央25点はクロスタイプ)、専用LEDによるAF補助光
輝度範囲=EV-3~18(ISO100、常温)
AFモード=シングルAF(AF.S)、コンティニュアスAF(AF.C)
AFエリア=スポット、セレクト、セレクトエリア拡大(S、M、L)、ゾーンセレクト、33点オート
◉露出制御
測光方式=8.6万画素RGBセンサーによるTTL開放測光、分割測光/中央重点/スポット
露出範囲=EV-3~20 (ISO100・50mmF1.4)
露出モード=シーンアナライズオート、プログラム、感度優先、シャッター優先、絞り優先、シャッター&絞り優先、マニュアル、バルブ、フラッシュ同調速度、USER1、USER2、USER3、USER4、USER5 露出補正=±5EV(1/2EV、1/3EVステップ選択可能)
AEロック=ボタン式(タイマー式:カスタム設定で設定した測光作動時間の2倍)、シャッターボタン半押しで継続
◉シャッター
方式=電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター *リアル・レゾリューション・システム時には電子シャッターを使用
シャッタースピード=オート:1/8000秒~30秒、マニュアル:1/8000秒~30秒(1/3EVまたは1/2EVステップ)、バルブ- ◉ドライブ
ドライブモード=[静止画] 1コマ、連続(H、M、L)、セルフタイマー(12秒後、2秒後、連続)、リモコン(即、3秒後、連続)、ブラケット(2コマ/3コマ/5コマ)、ミラーアップ(リモコンとの併用可能)、多重露出(連続/セルフタイマー/リモコンとの併用可能)、インターバル撮影、インターバル合成、インターバル動画、スターストリーム [動画] リモコン *ブラケット、インターバル撮影、インターバル合成、インターバル動画、スターストリームはセルフタイマー/リモコンとの併用可能
連続撮影=[35ミリフルサイズ] 最高約4.4コマ/秒、JPEG(L・★★★・連続H):70コマまで、RAW:17コマまで 最高約3.0コマ/秒、JPEG(L・★★★・連続M):100コマまで、RAW:20コマまで 最高約0.7コマ/秒、JPEG(L・★★★・連続L):100コマまで、RAW:100コマまで [APS-Cサイズ] 最高約6.5コマ/秒、JPEG(L・★★★・連続H):100コマまで、RAW:50コマまで 最高約3.0コマ/秒、JPEG(L・★★★・連続M):100コマまで、RAW:70コマまで 最高約1.0コマ/秒、JPEG(L・★★★・連続L):100コマまで、RAW:100コマまで ※連続撮影可能コマ数はISO100のとき
多重露出=合成方法:加算/平均/比較明 撮影回数:2~2000回
インターバル=[インターバル撮影] 撮影間隔:2秒~24時間/撮影待機時間:最短・1秒~24時間、撮影回数:2~2000回、開始トリガー:即時/セルフタイマー/リモコン/時刻指定 [インターバル合成] 撮影間隔:2秒~24時間/撮影待機時間:最短・1秒~24時間、撮影回数:2~2000回、開始トリガー:即時/セルフタイマー/リモコン/時刻指定、合成方法: 加算/平均/比較明、途中経過保存:オン/オフ [インターバル動画] 記録サイズ:4K/FullHD/HD、ファイル形式:Motion JPEG(AVI)、撮影間隔:2秒~24時間/撮影待機時間:最短・1秒~24時間、撮影回数:8~2000回 (記録サイズ4K選択時は8~500回)、開始トリガー:即時/セルフタイマー/リモコン/時刻指定 [スターストリーム] 記録サイズ:4K/FullHD/HD、ファイル形式:Motion JPEG(AVI)、撮影待機時間:最短・1秒~24時間、撮影回数:8~2000回 (記録サイズ4K選択時は8~500回)、開始トリガー:即時/セルフタイマー/リモコン/時刻指定、フェードアウト:オフ/弱/中/強- ◉外付けフラッシュ
発光方式=自動発光、赤目軽減自動発光、強制発光、赤目軽減強制発光、スローシンクロ、赤目軽減スローシンクロ、P-TTL、光量比制御、ハイスピードシンクロ、ワイヤレスシンクロ可能 ※光量比制御とワイヤレスシンクロは、対応のフラッシュが2台以上必要- シンクロ同調速度=1/200秒
フラッシュ光量補正=-2.0~+1.0EV- ◉撮影機能
- カスタムイメージ=オートセレクト、鮮やか、ナチュラル、人物、風景、雅(MIYABI)、ポップチューン、ほのか、フラット、銀残し、リバーサルフィルム、モノトーン、クロスプロセス クロスプロセス、シャッフル、プリセット1~3、お気に入り1~3 デジタルフィルター=色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ハードモノクローム 明瞭コントロール=-4.0~+4.0
肌色補正=Type1/Type2
HDR撮影=オート/Type1/Type2/Type3/アドバンスドHDR、振り幅設定可、自動位置調整可
Real Resolution=あり、動体補正可
レンズ補正=ディストーション補正、周辺光量補正、倍率色収差補正、回折補正
D-Range設定=ハイライト補正、シャドー補正
ノイズリダクション=長秒時NR、高感度NR
GPS=GPSログ(記録間隔、記録時間、カードスロット設定)、自動時刻修正可
電子コンパス=あり
アストロトレーサー=あり
自動水平補正=SRオン時:最大1度まで補正可能、SRオフ時:最大2度まで補正可能- 構図微調整=上下左右シフト調整範囲±1.5mm(回転時は±1mm)、回転調整範囲±1度
- 電子水準器=ファインダー内表示(左右・前後の傾き)、画像モニター表示(左右・前後の傾き)
◉動画- ファイル形式=MPEG-4 AVC/H.264(MOV)
記録サイズ フレームレート=Full HD(1920x1080、 60i/50i/30p/25p/24p)、HD(1280x720、 60p/50p)- 音声=内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能(ステレオ録音)、録音レベル調整可能、風切音低減可能
- 記録時間=最大4GBまたは最長約25分、内部温度上昇時は自動終了
- ◉再生機能
再生方法=1画像、マルチ画面表示(6、12、20、35、80画面)、拡大(最大16倍まで、等倍表示可、クイック拡大可)、グリッド表示(16分割、黄金分割、スケール、正方(小)、正方(大) 線種:黒/白選択可能)、回転表示、ヒストグラム表示(Yヒストグラム、RGBヒストグラム)、白とび警告表示、縦位置自動回転、詳細情報表示、著作権情報表示(撮影者名、著作権者名)、GPS情報(緯度、経度、高度、協定世界時)、方位、フォルダー表示、撮影日別表示、スライドショウ
消去機能=1画像消去、全画像消去、選択消去、フォルダー消去、クイックビュー消去
デジタルフィルター=ベースメイク、色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ハードモノクローム、ドラマチックアート、デッサン、水彩画、パステル、ポスタリゼーション、ミニチュア、ソフト、クロス、フィッシュアイ、スリム、モノトーン- RAW展開=RAW画像選択: 1画像選択/複数画像選択/フォルダー選択 RAW展開パラメーター: ホワイトバランス、カスタムイメージ、増減感、明瞭コントロール、肌色補正、デジタルフィルター、HDR撮影、Real Resolution、シャドー補正、高感度NR、ディスト―ション補正、周辺光量補正、倍率色収差補正、回折補正、フリンジ補正、記録形式(JPEG、TIFF)、アスペクト比、JPEG記録サイズ、JPEG画質、色空間
編集機能=画像回転、色モアレ補正、リサイズ、トリミング(アスペクト比変更可、傾き修正可)、動画編集(分割および不要部分削除)、動画フレーム画像JPEG保存、バッファRAW保存、画像コピー- ◉カスタマイズ機能
- ユーザーモード=最大5件まで登録可
- カスタムファンクション=26項目
- モードメモリ=16項目
- カスタムボタン=Fx1ボタン、Fx2ボタン (ワンタッチRAW+、アウトドアモニター、フラッシュモード、Real Resolution、Shake Reduction、自動水平補正、電子水準器)、AFボタン (AF作動1、AF作動2、AFキャンセル)、プレビューレバー(光学プレビュー、デジタルプレビュー)、露出モード別電子ダイヤルカスタマイズ各種
オートフォーカスカスタマイズ=AF.S:フォーカス優先/レリーズ優先から選択可 AF.C1コマ目の動作:オート/フォーカス優先/レリーズ優先から選択可 AF.C連続撮影中の動作:オート/フォーカス優先/コマ速優先から選択可 AFホールド:オフ/弱/中/強から選択可 インターバル撮影中のAF:フォーカスロックする/フォーカスロックしないから選択可 リモコン時のAF:オフ/オンから選択可- キーロック機能=Type1:前電子ダイヤル、後電子ダイヤル、露出補正ボタン、ISOボタン、グリーンボタン、AEロックボタン Type2:十字キー、測距点移動/カードスロット切り替えボタン、OKボタン、MENUボタン
ワールドタイム=世界75都市に対応(28タイムゾーン)
言語=20言語- AF微調整=±10ステップ、一律調整、個別調整(最大20本まで登録可)
照明設定=表示パネル(明るい/暗い/オフから選択可)、背面操作部(明るい/暗い/オフから選択可)、レンズマウント部(オン/オフから選択可)、カード/レリーズ端子(オン/オフから選択可)- インジケーター=Wi-Fi(明るい/暗い/オフから選択可)、GPS(明るい/暗い/オフから選択可)、セルフタイマー(オン/オフから選択可)、リモコン(オン/オフから選択可)
著作権情報=「撮影者名」「著作権者名」を画像ファイルに記録、同梱ソフトウェアで改ざんの有無を確認可能
◉GPS/電子コンパス- 対応衛星=GPS、QZSS、SBAS(WAAS/EGNOS/GAGAN/MSAS)
受信周波数=L1 1575.42MHz
記録情報=緯度、経度、高度、日時(協定世界時)、方位
測地系=世界測地系(WGS84)
GPSログ=KML形式、記録間隔: 5/10/15/30秒/1分、記録時間: 1~24時間、5秒選択時は9時間迄、10秒選択時は18時間迄 電子コンパス=3軸地磁気センサーおよび3軸加速度センサーによる方位算出、真北基準- ◉電源
使用電池=充電式リチウムイオンバッテリーD-LI90P
ACアダプター=ACアダプターキット K-AC132J(別売)
電池寿命=撮影可能枚数:約760枚、再生時間:約390分 ※満充電のリチウムイオンバッテリー使用、23度、CIPA規格 ◉外部インターフェース- 端子=USB2.0(micro B)、外部電源端子、ケーブルスイッチ端子、Xシンクロソケット、 HDMI出力端子(タイプD)、 ステレオマイク入力端子、ヘッドホン出力端子
- USB接続=MSC/PTP
◉無線LAN- 準拠規格=IEEE 802.11b/g/n (無線LAN標準プロトコル)
- 使用周波数(中心周波数)=2412MHz~2462MHz (1ch~11ch)
セキュリティ=認証方式: WPA2、暗号化方式: AES
◉外形寸法・質量- 外形寸法=約136.5mm(幅)✕110mm(高)×85.5mm(厚) (突起部を除く)
質量=約1010g (バッテリー、SDカード1枚含む) 約925g (本体のみ)- ◉発売時期=2016(平成28)年4月28日
- ◉価格=オープンプライス(ボディのみ、実売300,000円・税込)
- ◉生産数=7,000台/当初月産
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