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推すぜ!ペンタックス

第24回 影が薄かった!? PENTAXブランド最後のフィルム一眼レフ、ペンタックス*ist

2022/05/12
赤城耕一

二週間のご無沙汰でございました。先週は休載というわがままを聞いていただきまして。とはいえ、GWもお仕事は1日も休んでいませんけど。あ、2回は夜に小さい酒宴に出たかな。いや、もうトシですからオーバーキャパシティはまずいということで、自ら休筆をお願いしたわけでございます。


ええ、私ごときの連載なんぞ、誰もお待ちいただいてはいないと思っていたのですが、一部の方から状況のお問い合わせをいただきまして、今さらですが、責任を痛感しているところでございます。申し訳ありませんでした。

 

ペンタックス*ist+smcペンタックスFA 77mmF1.8 Limited

グリップのところはブラック、他はシルバーカラーのツートンというのは、配色としても面白い試みですね。これに敬意を表して、ほぼ同じカラーのsmc PENTAX FA77mmF1.8 Limitedを装着してみました。

 

デジタル一眼レフ版“*ist”の影に隠れて……

 

で、今回から再開することにしますね。今回の取り上げるカメラは「ペンタックス*ist(イスト)」です、*istDじゃないですよー。なんとこれがペンタックスブランド最後のフィルム一眼レフであります。


そんなの知らないって?ええ、知らないのがフツーです。登場は2003年ですから、もう世の中はデジタル一眼レフがフツーであるとされた時代でありますね。わりと最近じゃんと思ったら、もう19年前なんですぜ、みなさん。ま、そんな感慨を持つ人は筆者をはじめとして、お年寄りです。
ちなみに当時は同年に登場した*istよりも*istDの方が注目されていたので、正直まったく知られていないということではないかと思います。
 

この*istという意味は軽く調べたけどよくわからないんですが、従来のMZシリーズとは違うぜということを主張したかったんでしょうねえ。

 

 

無駄に大きいような感じのする背面の液晶表示パネルですが、設定などは直感的に行うことが可能になります。

 

画面上部のダイヤル。ボディの前後にコマンドダイヤルをつける方式のカメラも多いですが、本機ではこの一つで中心的な役割をしてくれます。もう少し回しやすい位置にあってもいいと思いますが、誤作動を避けるためでしょうか。

 

 

 

圧倒的軽量コンパクト。

 

本機の最大の特徴はそのコンパクトさです。ボディ重量は335gしかありません。フィルムコンパクトやトイカメラみたいですね。プラボディということもあるのでしょう。小さい単焦点レンズをつけたくなりますねえ。でも同クラスのライバルであるEOS Kissシリーズに対抗するためには可能な限りボディをシェイプしたということなのでしょう。


本連載でも常に申し上げておりますが、小型軽量は正義ですから、これは嬉しいわけですが、コンパクトさを追求したのは、お年寄りのためというより、家庭用の一眼レフとしてどこにでも連れ歩いてほしいということもあると思います。
 

デザインは個人的には筆者の好みです。高級感があるわけではないのですが、ストロボ内蔵なのにペンタプリズム部はスマートな方ですし、ボディ両袖が少し落ちた状態になっているのが可愛いですね。ボディカラーはシルバーのみですが、少しシャンパンカラーっぽい感じもします。ただ、かつてのペンタックスMEは金属ボディでしたし、どこか山椒は小粒でも…、の例えのとおり、小さくても一眼レフであることの誇りのようなものを感じました。
面白いのはネックストラップアイレットが片側は三角環を入れてそこにストラップを通す方式で、もう片側がアイレット内に直接ストラップを通す方式になっていることです。これ、結構謎ですね。

 

ストロボ発光部。他のMZ系ボディのポップアップより、丈夫そうなんですけど、今後はどうしようかなあ。もち上げて保管した方がいいのかなあ、このあたりの情報が薄いです。

 

測光モード切り替えと、ストロボのポップアップボタン。ビギナーの方に測光範囲の話をするってのもなんか面倒というか。でも現像してみないと結果わからないし。

 

 

 

カメラ任せが基本コンセプトの入門機
 

電源はCR2を2本使いますが、筆者はバッテリーグリップBG-20というのを常時装着して、単三アルカリ電池を4本使用しています。この種のグリップを装着することはほとんどないのですが、本機ではボディが軽いのでグリップと電池を含めてもさほど負担ではないことと、何よりもCR2電池の使用頻度が減っているため、これはやむをえないところでしょうか。ただ、グリップをつけた方がホールディングバランスは良くなるようにも思います。
 

正直なところ、本機の方向性はビギナーの方々に便利に使っていただきたいというコンセプトによって生まれています。上部ダイヤルにある「AUTO PICT」に合わせるともう何も触らなくてよろしい。良いと思った時にシャッターを切ってくださいというのが基本ですね。
 

あとは、運動会を撮る時は人物の走っているアイコンとか、風景では山のアイコンとかに合わせれば、理想のプログラムラインになるということです。で、このアイコンが光ったりするんですね。ったくカメラ本体側が光ってどうするんだよと個人的には少しイラッとするのですが、まあ、ビギナーの方には暗いところでもわかりやすくということなんでしょうかねえ。
 

AFのエリアは11点もあります。フルオートですとこれもカメラ任せになりますが、他のモードでは背面の十字キーで任意のエリアも選べます。使用するレンズはAポジションのあるレンズですね。これが基本になります。メカニカルの連動ピンが省略されているため、電子接点のないレンズでは原則メーターが動かないようです。レンズの設定絞りがカメラに伝わらないからでしょうね。
 

AFスピードはあのZシリーズ時代に感じていた暴力感が少し影を潜めています。カメラの性格上の問題でしょうか、大人しい感じです。ですので高速のAFという感じがありませんが、もちろん実用上は問題ありません。シャッターの切れはこれも少しまったりしている感じがします。


 

バッテリーグリップBG-20をつけると少しだけいかつくなる感じがしていいですね。一眼レフであることの威厳が保てます。ボディ両脇のネックストラップアイレットの形が思い切り異なることがわかりますか。

 

撮影モードダイヤル。好きな被写体を選べばカメラがセットしておきますぜということですね。フィルム時代は答え合わせがすぐにできないから経験則も必要となりましたが、できるだけ自動化するための試みです。

 

 

最上位機MZ-Sゆずりの機能を有する異色な存在感

 

マウントはKAFマウントですが、内部のパワーズーム用の接点が省略されています。これはちょっとだけつまらないかもしれないですね。でもマウントが金属製であることは評価したいところです。
 

生意気なのはプレビューレバーがシャッターボタン周りのレバーについていることで、このUIはMZ-Sゆずりでしょうか。本機で使う人がどのくらいいるのかはわかりませんが、パフォーマンスとしてかちゃかちゃするのはいかにも操作している感があっていいかもしれません。
 

ただ、本機はペンタミラー方式のためでしょうかフォーカスの切れ込みが今ひとつに感じます。プレビューレバー操作時の被写界深度の視認性もしっかりと確認できるのかは怪しいですが、どうなんでしょうか。筆者の目があまりよろしくないからですかねえ。本機にはこのクラスのカメラには珍しく、視度補正機構も備えられているので、しっかりと自分の視力に合わせたいところですね。

 

 

ペンタックスK-AFマウント。絶対にプラマウントだと思ってました。金属製って、気持ち的にかなり救いになる感じがします。質感が良くて、レンズの装着時にもストレスないのはいいですね。

 

 

M42レンズグルメに走りたくなる魅惑!?のカメラ 

 

撮影モードはAv(絞り優先AE)やTv(シャッター優先AE)も選択できますが、カメラ右手上の一つのダイヤルのみで設定を変えるようになっています。実にシンプルです。ボディの裏蓋部分には大きな液晶表示パネルがあります。まるでデジタル一眼レフみたいなのです。ですので、シャッターを切った後にこのパネルをどうしても見つめてしまうのです。もう悪いクセですね、これは。そこには設定シャッタースピードや絞りが表示されるだけというのに(笑)。ただ、視認性は良好です。
 

筆者のように不変のKマウントだからとか、M42マウントレンズをアダプターで使うぜという人のためには本機は作られていないのですが、どこか試してみたくなるようなところがあります。カメラ全体が小さいこと、フォルムが良いからでしょうか。もちろんMモードでもしっかり撮れるようにしましょう。と本機から言われているような気がするくらいです。

 

 

一眼レフのビギナー機はAF-S、AF-Cの切り替えが省略されているものも多いですが、本機には切り替えがありますね。これだけでも使いやすいしペンタックスMZ-3に勝てそうな気になります。設計者とグータッチしたいです。

 

 

 

フィルム装填は従来のペンタックス一眼レフとは逆方向で最初に見た時は大いに戸惑った。珍しい方式だが、これもボディのサイズを小さくすることに役立っているということだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペンタックス*ist カタログより抜粋(資料提供:リコーイメージング株式会社)

 

 

  • 【PENTAX *ist (イスト)性能表】
  •  
  • ◉型式=TTL ス トロボ内蔵・ TTL 自動露出・オートフォーカス35mm一眼レフカメラ
  • ◉画面サイズ=24×36mm(標準サイズ)
  • ◉レンズマウント=ペンタックスKAFマウント(KAF2、KAマウントレンズ使用可能)
  • ◉オートフォーカス
  • ・測距方式=TTL 位相差検出方式( SAFOX Ⅷ)
  • ・測距輝度範囲=EVー1~18(ISO100・F1.4レンズ)
  • ・フォーカスモード=1)AF シングルモード(合焦後レリーズ)※連続巻上時レリーズボタン押し込みで合焦後2枚目以降フォーカスロック、2)AF コンティニアスモード(レリーズ優先)※連続巻上時レリーズボタン押し込みで2枚目以降被写体追従、3)マニュアルモード(手動で焦点合せ)
  • ・適合レンズ=KAF2マウントレンズ(パワーズーム不可)、KAFマウントレンズ、KAマウントレンズ( AFアダプター使用でAF可能)
  • ・合焦音=あり
  • ・動体予測機能=あり(AFコンティニアスモードで自動切替え、連続撮影可能)
  • ・フォーカスロック=あり(シャッターボタン半押し)
  • ・測距点切換え=1)AUTO:全測距点距離情報により自動設定、2)SEL:任意の測距点を選択、3)SPOT:中央 の測距点に固定
  • AF 補助光=内蔵ストロボ発光による
  • ◉シャッター
  • ・型式=電子制御式縦走行フォーカルプレーンシャッター
  • ・シャッター速度=
  • 1)オートピクチャー 、ピクチャープログラム、絞り優先:1/4000~30秒(無段階)
  • 2)シャッター速度優先、マニュアル:1/4000~ 30秒、バルブ(1/2EVステップ)
  • 3)Xシンクロ ①通常:1/125秒(オートピクチャー、ピクチャープログラム、絞り優先時は1/125秒以下)②後幕シンクロ:1/60秒(オートピクチャー、ピクチャープログラム、絞り優先時は 1/60秒以下)③光量比制御:1/60 秒(オートピクチャー、ピクチャープログラム、絞り優先時は1/60秒以下)
  • 4)低速 X シンクロ ①オートピクチャー、ピクチャープログラム(夜景モード除く)、絞り優先時は不可 ②シャッター速度優先時は1/60~30秒 ③マニュアル時は1/60~30秒、バルブ
  • ◉露出制御
  • ・測光方式=TTL開放分割測光(16分割測光)
  • ・測光範囲=EV0~21(ISO100・F1.4レンズ使用時)
  • ・測光モード=1)分割測光、2)中央重点測光、3)スポット測光
  • ・露出モード=
  • 1)オートピクチャーモード ※モードダイヤルはAUTO PICTアイコン位置
  • ①標準プログラム:標準的なプログラム ②人物プログラム:望遠撮影時はポートレート、標準撮影時はスナップ、広角撮影時は集合写真に適したプログラム ③風景プログラム:被写界深度優先のプログラム ④近接プログラム:マクロ撮影に適したプログラム ⑤動体プログラム:高速シャッター速度優先のプログラム
  • 2)ピクチャーモード ※モードダイヤルは6種のピクチャープログラム各アイコン位置
  • ①標準プログラム:1)の①標準プログラムに同じ ②人物プログラム:1)の②人物プログラムに同じ ③風景プログラム:1)の③風景プログラムに同じ ④近接プログラム:1)の④近接プログラムに同じ ⑤動体プログラム:1)の⑤動体プログラムに同じ ⑥夜景プログラム:夕景・夜景をバックのストロボ人物撮影に適したプログラム 3)シャッター速度優先自動露出 ※モードダイヤルはTv位置 4)絞り優先自動露出 ※モードダイヤルはAv位置 5)マニュアル露出 ※モードダイヤルはM位置 6)バルブ露出 ※ダイヤルはM((bu設定) ※いずれもレンズ絞りはA位置に設定、A位置以外ではレリーズロック(カスタムファンクションで変更可)
  • ・ストロボ使用時
  • 露出モード=1)オートピクチャーモード フラッシュプログラムTTL調光、2)ピクチャーモード フラッシュプログラムTTL調光、夜景モードは1秒までのスローシンクロ、3)シャッター速度優先自動露出 シャッター速度がX以上ではX値、X以下では設定値のシャッター速度優先TTL調光、4)絞り優先自動露出 絞り設定値によりフラッシュプログラムTTL調光調光、5)マニュアル露出  シャッター速度がX以上ではX値、X以下では設定値で、絞り設定値によりTTL調光、6)バルブ露出  シャッター速度バルブで、絞り設定値によりTTL調光
  • ・露出補正=設定範囲 :±3EV(1/2EVステップ)、露出モード:オートピクチャーモード、ピクチャーモード、シャッター速度優先自動露出、絞り優先自動露出
  • ・オートブラケット=補正幅補正幅:±1/3EV、±1/2EV、±1EV(±0EVで解除)、撮影順序:適正→アンダー→オーバー(カスタムファンクションで変更可)、露出モード:オートピクチャーモード、ピクチャーモード、シャッター速度優先自動露出、絞り優先自動露出、マニュアル露出
  • ・AEロック=あり(オートピクチャーモード、ピクチャーモード、シャッター速度優先自動露出、絞り優先自動露出時に有効、AE‐Lボタン押しによる)、タイマー:ONから約20秒間
  • ・フィルム感度設定=DX :自動設定( ISO25~5000)、Non DX :直前が DX の場合・ ISO100:直前がマニュアル設定の場合・最終設定値、マニュアル:ISO6~6400 (1/3 EV ステップ)
  • ◉ファインダー
  • ・型式= 固定式ペン タミラーファインダー
  • ・スクリーン=ナチュラルブライトマット(固定式)
  • ・視度=ー2.5~+1.5m-1 (ディオプトリ-)
  • ・視野率= 90%
  • ・像倍率=0.72 倍( 50mm F1.4 レンズ・∞・-1m-1)
  • ・ファインダー内表示= Tv(シャッター速度)値、 Av (絞り)値、マニュアル露出時および露出補正時バーグラフ、フォーカス表示、ストロボ情報マーク、 AE ロックマーク、ピクチャー表示(6 種)、AF フレーム、スポット測光サークル、スーパーインポーズ輝度部( 11 点)
  • ◉液晶パネル表示
  • ・表示内容=シャッター速度優先・シャッター速度、絞り優先・絞り値、マニュアル露出時および露出補正時バーグラフ、露出補正マーク、フィルム感度、フィルム有無、フィルム装填エラー、撮影枚数、巻上げ・巻戻し、巻戻し終了、バッテリー警告、測距点、デート、電子音の有無、オートポップアップストロボ自動発光、ストロボ使用勧告、ストロボ警告、赤目軽減、ストロボ充電完了、ハイスピードシンクロ、ワイヤレスモード、リモコンレリーズ、1コマ撮影、連続撮影、セルフタイマー、多重露出、オートブラケット・補正値、カスタムファンクションケット
  • ・低輝度自動照明=あり
  • ◉内蔵ストロボ
  • ・型式=リトラクタブル電子制御式TTLオートストロボ
  • ・ガイドナンバー=11(ISO 100・m)
  • ・照射角= 焦点距離28mmレンズの画角をカバー
  • ・表示= 使用勧告表示、充電完了表示、不適合レンズ・画角警告表示
  • ・充電時間=約3秒(新品電池使用、フル発光時)
  • ・機能=1)オートポップアップ、2)電源OFF時自動収納(オートダウン)、3)オートポップアップによる低輝度・逆光時自動発光、4)手動ポップアップによる強制発光、5)赤目軽減プリ発光、6)AF補助光
  • ◉ストロボシンクロ
  • ・接点=X接点・ホットシュー(専用ストロボ接点付)
  • ・シンクロ速度=1/125秒以下、後幕シンクロ1/60秒以下、光量比制御1/60秒以下
  • ・撮影モード=1)TTL自動調光、2)後幕シンクロ((AF360FGZ、AF500FTZ、AF330FTZ使用時)、3)マルチストロボ発光(AF500FTZ使用時)、4)光量比制御(AF360FGZ、AF500FTZ、AF330FTZ使用時)、5)ワイヤレス(AF360FGZ使用時)、6)ハイスピードシンクロ(AF360FGZ使用時)
  • ◉ドライブモード=ドライブモードボタンにより設定
  • 1)1コマ撮影、2)連続撮影、3)セルフタイマー・方式:電子制御式・作動時間:約12秒・作動確認表示:電子音、セルフLED点滅表示、4)リモコンレリーズ・方式:赤外線方式、・受信モード:受信後即レリーズ、3秒後レリーズ(カスタムファンクションで選択可)・AF動作:合焦に関係なくレリーズ、測距・合焦後レリーズ(カスタムファンクションで選択可)、5)多重露出、6)オートブラケット(AEB)
  • ◉フィルム給送
  • ・フィルム装填=オートローディング(フィルム装填後裏蓋閉じにより1枚目まで自動空送り)
  • ・巻上げ、巻戻し=自動巻上げ(連続撮影可能)、フィルム終了時自動巻戻し(途中巻戻し可能)
  • ・巻上げ時間=約2.5コマ/秒
  • ・途中巻戻し=途中巻戻しボタン押しによる
  • ・巻戻し時間=約13秒(24枚撮りフィルム)
  • ◉プレビュー=あり(電子式)
  • ◉カスタムファンクション(CF)
  • ・設定内容=
  •  1)オートブラケット撮影順序 ①適正→アンダー→オーバー②アンダー→適正→オーバー③オーバー→適正→アンダー
  • 2)オートブラケット撮影後の状態 ①オートブラケット撮影解除②オートブラケット撮影続行
  • 3)AF測距点に連動した分割測光 ①しない②する
  • 4)AEロックボタン機能 ①AEのみ行う②AFを行い、AEロックは行わない
  • 5)フィルム感度設定 ①DX自動設定②ユーザー設定
  • 6)AF測距点のスーパーインポーズ ①する②しない
  • 7)内蔵ストロボ充電完了前のレリーズ ①レリーズ禁止②レリーズ可能
  • 8)ワイヤレスストロボモード時の内蔵ストロボ機能 ①マスター発光②コントロール発光
  • 9)内蔵ストロボがポップアップ状態でのワイヤレスモード時のポップアップボタン機能 ①内蔵ストロボ発光なし②テスト発光を行う③モデリング発光を行う
  • 10)フィルムの巻戻し方法 ①自動巻戻し②ユーザー任意の巻戻し
  • 11)フィルム巻戻し後の状態 ①フィルムを完全に巻き込む②フィルム先端を残す
  • 12)セルフタイマー作動時間 ①12秒②秒(ミラーアップ後)
  • 13)リモコン使用時レリーズタイミング ①3秒後レリーズ②受信後即レリーズ
  • 14)リモコン使用時AF作動 ①しない②する
  • 15)外部液晶表示パネルの照明 ①プレビューレバー押しで点灯②低輝度時自動点灯③照明しない
  • 16)電源ON時のモードダイヤルイルミネーション ①流れ点灯する②点灯しない
  • 17)レンズ絞りA位置以外でのレリーズ許可 ①しない(レリーズロック)②する ※使用条件あり
  • ◉デート機構
  • ・型式=クォーツ制御液晶表示デジタルカレンダーウォッチ(2100年まで日付自動調整)
  • ・写し込みモード=①年・月・日 ②日・時・分 ③写し込み無し④月・日・年⑤日・月・年
  • ◉電源
  • ・使用電池=リチウム電池(CR2タイプ)2本
  • ・撮影可能本数=内蔵ストロボを使用しない場合 約50本、内蔵ストロボを50%使用した場合 約17本、BG-20装着で内蔵ストロボを使用しない場合 約75本、BG-20装着で内蔵ストロボを50%使用した場合 約30本 ※24枚撮りフィルム換算、使用条件は当社試験条件による
  • ・バルブ露出継続時間=約5時間、BG-20装着時 約12時間 ※使用条件は当社試験条件による
  • ・バッテリーチェック=警告:表示パネルの電池マーク点灯、交換表示:電池マーク点滅、ファインダー表示全消灯、レリーズロック
  • ◉大きさ=122(幅)×84(高)×63.5(厚)mm
  • ◉重さ=335g(電池別)
  • ◉発売時期=2003(平成15)年3月下旬
  • ◉価格=65,000円(本体のみ・税別)
  • ◉生産数=10,000台/当初月産
  •  
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  •  
  • 【新ブランド「*ist」について】
  • コンピュータ用語で、あらゆる文字の代わりをする“ワイルドカード”のひとつ「*(アスタリスク)」と、<~する人><~主義者>といった意味を表す英語の接尾語「-ist」を組み合わせた、当時のペンタックス一眼レフカメラの新ブランド。
  • 「*」は色々な語句に置き換え可能で、例えば、Artist(芸術家)、Liberalist(自由主義者)、Idealist(理想主義者)、Naturalist(自然主義者)、Humanist(人道主義者)といった人たちを表す言葉にすることができ、「*ist」はこういった〝自分の考えにこだわりを持ち、前向きに生きるすべての人たちへ〟という意味合いを込め命名された。

 

 

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