今回はペンタックスZ-1Pを取り上げますが、正直なところ本機に対しては現在もなお個人的にどう評価して良いのか、悩ましい印象を持っております。
機能設定が多く、筆者にはすべてのモードにおいて使いこなしている自信がありません。
筆者がZ-1Pを入手したのは、MZシリーズの初号機MZ-5が登場した頃だと記憶しておりますので1995年くらいです。これはイケると購入したMZ-5がどうにもしっくりこないというか、動作、感触等どうにも個人的に好みに合わなかったわけです。仕事に使うにも中途半端で、ならば容姿は好みではないのですがZ-1Pの方が信頼がおけるような気がしたわけです。すっかり存在も忘れかけていたのですが、機材ロッカーから取り出した所有の個体は使い込まれた痕跡があって、結構気に入って持ち出していたことを思い出しました。
ペンタックスZ-1P+グリップストラップ+smcペンタックスFA 43mm F1.9 Limited
プラスチックのカバーのために、なんとなくキラキラしとりますね。高級感はさほど感じませんが、手にした時の存在感がそれなりにあります。重量のバランスも悪くありません。
Z-1Pは見たときの自分の思いと、実際の使用時に感じる思いとの気持ちの乖離を感じるのです。これは稀なカメラでありますね。
見た目は不細工だからでしょうか。過去の著作でも何度も書いておりますが、カエルが座ったみたいな印象(ペンタキシアンのみなさま怒らないでください)に見えました。「PENTAX」のロゴはエングレーブがされておらず、銀色のプリントでしょうか、なんかキラキラしとります。
アクセサリーとしてボディ下部にモードラみたいなグリップもどきも装着できるのですが、これ、中身もドンガラです。グリップタイプのストラップつけるために必要なのでしょうか。存在が謎ですが、装着しないと全体が整わない雰囲気です。
ま、こういうあってもなくてもよさそうなモノって、カメラアクセサリーではデザイン的に結構重要な要素を占めていることがあるので仕方ありません。
ボディ下部に装着するアクセサリーですが、グリップタイプのストラップを装着するためのものじゃないかと思われます。装着した方が使いやすいのですが、本機はバッテリー室のカバーの強度が今ひとつで、これを押さえる役も果たします。
ペンタックスFAレンズを装着しAFを動作させると、装着しているレンズは全力を挙げてシャーッと“走る” 印象で動きます。画面中央にある被写体目掛けて一直線です。AFはボディ内モーターのカプラー方式です。内蔵モーターの駆動力は強くて、レンズに手を添えてカメラ本体をしっかり持っていないと、カメラ本体が回転してしまうかのような勢いを手のひらに感じさせます。嘘です。少し盛って見ました(笑)。
でも、この力技のAF駆動、デリケートな面もありますね。室内の暗い状況とか被写体のコントラストが弱かったりすると、最後の最後に一瞬考えて立ち止まり、きっちり追い込む印象です。それでもこの後に動作するシャッターのキレの良さが、そうしたネガな部分を忘れさせてくれます。
もちろん現在のペンタックス一眼レフの合焦スピードとか精度には劣るのは当然でしょうが、明日の朝まで測距に時間がかかるようなAFスピードのペンタックスME-Fとか、本連載でも取り上げたSFXNのまったりしたAFスピードとは大違いです。例えれば、カーレース(経験はないですが)のフルスロットル、フルブレーキみたいな印象であって、言葉は悪いですが、暴力的にも感じます。内蔵モーターに気合いが入っておりますね。
ただ、どちらかのカメラメーカーのエンジニアさんが言ってましたが、カプラー方式のAFで、合焦させる位置まで高速でレンズを動かし、合焦と同時に急停止させるのは相当の技術が必要だと言ってました。
だから、多くのカメラメーカーはレンズ内モーターにAF方式の主軸を移しているんではないでしょうか。本機より後に出てくるペンタックス一眼レフは性能は向上しているのでしょうけど、動作がおとなしくなっていく感じです。それでも高級機から、エントリー機まで、AF駆動モーターを内蔵し、可能な限り古いAFレンズでも対応しようと考えているのはあっぱれです。
ペンタックスのAFレンズはご存知の通り、絞り環の有無、モーター内蔵の有無と混在したままですね。それでも新しいカメラボディの場合でもレンズの種類、新旧に関係なく頑張って互換性を保とうとしています。ペンタックスZ-1Pは登場から30年を経過しますので、さすがに無理は言えませんが、FAやDFAレンズなら問題なくAFは動作するようです。
先にも少し述べましたが、Z-1Pは合焦が完了をしたと思った瞬間に素晴らしき心地よさでシャッターがばばばばっときれます。この動作感触、動作音は非常に個性的で、あまり他のペンタックス一眼レフカメラでは味わうことのできない印象です。外装は私の苦手なプラスチックカバーなんですが、ボディを握っても剛性感があるのはエラいと思いました。
装着レンズは、MFのペンタックスAレンズならばAF以外にも多くの機能が使用できますが、Aポジションのないレンズを使うと機能は絞られます。使用される場合は取り説をご確認ください。
絞り環のあるFAレンズはAポジションに合わせた方が設定制約はなくなります。もちろんAポジションから外しても、AモードやMモードは使えます。
電子接点のないMFのペンタックスレンズやアダプターをつけたM42マウントレンズももちろん装着できます。絞り優先AEも特別な設定をすることなく使用できますね。このあたりは現行のK1IIよりも優れます。
Z-1Pはファインダー性能もそれなりに優秀です。一眼レフはAFの進化に伴い、明るさばかりに比重が置かれるようになりマット面のフォーカスのキレが、だらしなくなっているモデルが散見されます。どうせフォーカスはカメラ任せにするんだからファインダーのフォーカスのキレなんかどうでも良く明るい方がよかろうという単純な認識ですね。
Z-1Pはマット面でのフォーカスのキレも悪くありません。視力に自信なしの筆者の目でも満足できるものです。もちろん個人の感想ですけどね。ファインダースクリーンは交換式です。黄金分割スクリーンというのもあります。これを使うと安定したフレーミングと美しい構図で撮影することができます。ええ、嘘です。
本機の一番のウリは(HyPハイパープログラム)モードに設定して、ボディ前ダイヤルを回せばTV(シャッタースピード)を変化させることができ、ボディ背面のダイヤルを回せばAV(絞り)を任意設定できます。プログラムシフトの一種で面白い試みですね。
私は長いことこのありがたさがわからなかったというか、使いこなしていないのは、AEの撮影モードはA(絞り優先AE)しか使用していなかったからです。なお今回T(シャッタースピード優先AE)も本機で設定できることが分かりましたが、これって、液晶での表示って、「A」マークが出たままなんですね。こんなことも知りませんでした。
なお、HyM「ハイパーマニュアル」モードってのもあって、マニュアルモード時に背面のIFボタンを押すとシャッタースピードあるいは絞りを変化(どちらかを選択できる)させて適正露出になるモードもあります。ここでまた“適正露出” とは何かというツッコミが入るとイヤですが、これはカメラ自身が読んだ光のプログラムラインに沿って、絞りないしはシャッタースピードが自動設定されるという意味です。
先に書き忘れたのですが、本機には電源スイッチに「ON」と「USER」があるのはなぜ?としばらく使わずにいるとすっかり忘れている筆者です。このポジションの違いで使用できるモードが変わりますね。すぐに忘れるので全ての機能を使うには「ON」位置にしておけということでとりあえずの混乱は少なくなりそうです。
とにかく機能がてんこ盛りなんですが、Z-1Pは利便性の追求というよりも、とにかくAEとAFに関してはその時にできることを詰め込むのだという意気込みはすごいものがあります。それも完全な自動化というよりも、プログラムモードでも撮影者には絞りやシャッタースピードの効果を見極めて使ってくださいねと促しているような感じすらします。
各モードは使用レンズの種類の違いでも変わりますね。繰り返しますが取り説読んだ方がいいですぜ。基本のKマウントを採用し互換性を守り続けるってのは、カメラのUIには時として煩雑な約束事を増やすことになるわけです。これは仕方ありません。
最後にZ-1Pに関しては面白いエピソードがひとつあります。植田正治さんに取材した時にご本人から直接お聞きしたのですが、フィルムの途中巻き戻しのやり方がわからなくなり、東京のペンタックスに直接電話したというものでした(笑)。
確かにボディ左袖のダイヤルのアイコンとボタンのAVダイレクトダイヤルの2クリックの組み合わせでフィルム途中巻き戻しが機能するって、筆者も久しぶりに確認いたしました。
フィルム巻き戻し用の解除ボタンはボディ底部にあるのが、多くのフィルム一眼レフではお約束ですから。
今回は色々と肝心なところを省いて書いておりますが、Z-1Pのポテンシャルを全て引き出すにはユーザーにも相応の努力が必要ということだけは結論として述べておきますね。
ペンタプリズム上にある、液晶表示窓ですね。SFXN時代からの定位置です。設定情報は集中してここに表示されるので視認性は良いと思います。
撮影モード、コマ速度、ISO感度、ペンタックスファンクション、フィルム巻き戻し、ストロボモードなどを中央のボタンと前後ダイヤルを回して液晶表示を見ながら設定します。
メインスイッチに「ON」と「USER」ポジションがあります。「ON」位置で全ての機能設定が可能になります。
背面のIFボタンの役割は大きいですね。ハイパーマニュアル設定時にこのボタンを押し、シャッターボタンを半押しすると、カメラが読んだ光量のプログラムラインによって、適正とされる露出が自動設定されます。
ペンタックスZ-1Pカタログより抜粋(資料提供:リコーイメージング株式会社)
- 【PENTAX Z-1P 性能表】
◉型式=TTLストロボ内蔵・TTL自動露出・オートフォーカス35mm一眼レフカメラ[パノラマ途中切替え可能]- ◉画面サイズ=24×36mm[標準サイズ]・13×36mm[パノラマサイズ]
- ◉レンズマウント=ペンタックスKAF2マウント[従来のK・KA・KAFマウント使用可能]
- ◉パワーズーム
- ・ズーム方式=FAパワーズームレンズとの組み合わせによるレンズ内モーター駆動方式[ズームリング操作で作動(電源は本体より供給)]①パワーズーム[ズームリングの回転で作動・3段階速度可変式]②手動ズーム[ズームリングの前後動作で切替え]
- ・ズームモード=①ズームクリップボード[レンズのオートズームスイッチをASにしてカメラ本体のTvダイレクトダイヤルでズームクリップボードを選択しズームセットボタンを押して作動]②イメージサイズ指定モード[レンズのオートズームスイッチをASにしてカメラ本体のTvダイレクトダイヤルでイメージサイズ指定を選択しズームセットボタン押しで作動]③露光間ズームモード[レンズのオートズームスイッチをASにしてカメラ本体のTvダイレクトダイヤルで露光間ズームモードを選択しシャッターボタンを押して作動]
- ◉オートフォーカス
- ・測距方式=TTL位相差検出方式[SAFOXⅡ]、駆動モーターボディ内蔵
- ・測距輝度範囲=EV−1〜18[ISO100・F1.4レンズ付き]
- ・AFモード=①AFシングル[合焦後フォーカスロック、AFスポットビーム有]②AFサーボ[動体予測AF連動]③マニュアルフォーカス[ピントリング回転による]④スナップインフォーカス[AFシングルでK・KAレンズ使用時]
- ・適合レンズ=KAF2マウント、KAFマウントレンズ、KおよびKAマウントレンズ[AFアダプター使用でAF可能]
- ◉シャッター
- ・型式=電子制御式縦走行フォーカルプレーンシャッター
- ・速度=オート:1/8000〜30秒、マニュアル:1/8000〜30秒・バルブ、Xシンクロ:1/250秒[後幕シンクロ:1/125秒以下、光量比制御:1/60秒以下自動切替え式]
- ◉セルフタイマー
- ・方式=電子制御式
- ・モード=①ノーマルセルフ[約12秒後作動]②2枚セルフ[約2秒後作動・ミラーアップ機能有]③3枚セルフ[12秒+2秒+2秒後それぞれ作動]
- ・作動確認表示=PCV音[スタートから2Hz、2秒前から4Hz]およびLED[スタートから点灯、2秒前から4Hzの点滅]
- ・始動=シャッターボタン[作動途中解除:電源OFF]
- ◉絞り機構=自動絞り連動機構[SMCペンタックスFA・F・A・Kレンズ使用時]
- ◉露出制御
- ・測光方式=TTL開放測光による8分割測光・スポット測光・中央部重点測光[シャッターボタン押し・ズームリング操作により作動]
- ・測光輝度範囲=EV0〜20[ISO100・F1.4レンズ使用時]
- ・測光モード=8分割測光・スポット測光・中央部重点測光[測光モード切替えボタンを押しながらTvダイレクトダイヤルでセット]
- ・露出モード=レンズAレンズポジション
①ハイパープログラム自動露出(HyP)
・ノーマル/高速優先/深度優先/MTF優先のプログラムラインを任意に選択
・Avダイレクトダイヤル操作で絞り優先自動露出に移行、Tvダイレクトダイヤル操作でシャッター速度優先自動露出に移行[限界点では自動シフト機能が作動]
・IFボタン押しで初期プログラムラインに復帰- ②ハイパーマニュアル(HyM)
- ・Av/Tvダイレクトダイヤル操作で露出を設定、IFボタン押しでプログラム機能が働き適正露出を設定、MLボタン押しで露出を変えずに絞りとシャッター速度の組み合わせを変更[MLボタン再押しで復元]
- ③プログラム自動露出(P)[メインスイッチUSER時のみ]
- ・レンズの焦点距離によって最適プログラムラインを自動選択[ノーマルプログラムライン]
- ④シャッター速度優先自動露出[ペンタックスファンクションで設定可能]
- ⑤絞り優先自動露出[ペンタックスファンクションで設定可能]
- ⑥バルブ[ペンタックスファンクションで設定可能]
- ⑦X・1/250秒[ペンタックスファンクションで設定可能]
- レンズMポジション
- ①絞り優先自動露出[レンズの絞りセット]
- ②ハイパーマニュアル
・レンズの絞りとTvダイレクトダイヤルで露出を設定、IFボタン押しで適正シャッター速度を自動設定- ③バルブ[ペンタックスファンクションで設定可能]
- ④X・1/250秒[ペンタックスファンクションで設定可能]
- ◉露出補正=±4EV[1/3EV・1/2EVステップをペンタックスファンクションで設定可能]
- ◉フィルム感度設定=DX自動設定:ISO25〜5000、マニュアル設定:ISO6〜6400[1/3ステップ][Non-DX:直前にセットされていたISO値]
- ◉メモリーロック=自動露出時:MLボタン押しで露出を10秒間ロック[MLボタン再押しで解除可能、タイマー延長機能あり]、ハイパーマニュアル時:絞り・シャッター速度のリンク可能[MLボタン再押しで解除可能]
- ◉ブラケット機能=±4EV範囲で適正(設定露出)→アンダー→オーバーの順に連続撮影[1/3EV・1/2EVステップをペンタックスファンクションで設定、露出補正・ストロボ(ストロボブラケットは除く)・セルフタイマー・メモリーロック併用可能]
①オートブラケティング②ストロボブラケティング[ストロボ光のみブラケット]③マニュアルブラケティング[ハイパーマニュアル(バルブを除く)時]- ◉多重露出=2〜9回まで設定可能
- ◉ファインダー
- ・型式=ペンタプリズム固定式
- ・視野率・像倍率=92%、0.8倍[50mmF1.4、−1Dptr.、撮影距離∞の時]
- ・視度調節機構=ー2.5〜+1.5Dptr.
- ・スクリーン=パノラマ・スポットフレーム付ナチュラルブライトマットスクリーン[交換可]
- ・ファインダー内表示=Tv値・Av値および設定マーク、マニュアル時または露出補正時バーグラフ、露出補正マーク、測光モードマーク、MLマーク、合焦マーク、ストロボ補正マーク・充電完了マーク[常時照明付]
- ◉内蔵ストロボ
- ・型式=リトラクタブル電子制御式TTLオートストロボ
- ・ガイドナンバー=14[ISO100・m]
- ・撮影距離範囲=0.7m〜5m[ISO100]※F値・周辺の明るさで変化
- ・照射角=焦点距離28mmレンズの画角をカバー
- ・表示=①使用勧告表示(ストロボ収納時・逆光時・低速シャッター時)②充電完了表示③不適合レンズ警告表示[ファインダー内液晶及び液晶パネルにストロボマークが点灯あるいは点滅]
- ・充電時間=約3秒
- ・機能=①TTLオート②赤目軽減③後幕シンクロ④光量補正モード
- ◉ストロボシンクロ
- ・接点=X接点接点・ホットシュー[専用ストロボ接点付]
- ・シンクロ速度=1/250秒・後幕シンクロ1/125秒以下・光量比制御1/60秒以下
- ・撮影モード=①TTL自動調光[AF500FTZ・AF400FTZ・AF330FTZ・AF400T・AF280T・AF200T・AF140C・AF080使用時に可能]②低速シンクロ[AF500FTZ・AF400FTZ・AF330FTZ・AF400T・AF280T・AF200T・AF140C・AF080使用時に可能]③後幕シンクロ[AF500FTZ・AF330FTZ使用時に可能]④マルチストロボ[AF500FTZ使用時に可能]⑤光量比制御モード[AF330FTZ・AF500FTZ使用時に可能]⑥スレーブモード[AF500FTZ使用時に可能]
- ◉フィルム装填
- ・フィルム装填=オートローディング[フィルム装填後裏蓋閉じにより1枚目まで自動空送り]
- ・巻上げ・巻戻し=自動巻上げ[連続撮影可能]・フィルム終了時自動巻き戻し[途中巻戻し可能]
- ・巻上げ時間=約4コマ/秒
- ・巻戻し時間=24枚撮りフィルムで約10秒
- ◉カスタムセッティング
- ・ユーザーポジション=メインスイッチONで測光モード、露出モード、プログラムライン、ドライブモード、プラケットモード、内蔵ストロボモードを設定、セットボタン・MLボタン2秒押しで記憶
- ・ペンタックスファンクション=①PCV電子音選択[音あり:無し]②露出モード[簡易モード:フルモード]※ ③露出補正ステップ[1/3EV:1/2EV]④シャッター速度設定ステップ[1/3EV:1/2EV]⑤ハイパープログラム時のTv・Avシフト[自動シフト:シフトしない]⑥ハイパーマニュアル時、IFボタン押しでのTv:Av変化[プログラムライン上:Av固定・Tv変化:Tv固定・Av変化:禁止]⑦ハイパーマニュアル・1/250(X)・ストロボ充電完了時、IFボタン押しでのTv・Av変化[プログラムライン優先:定常光優先]⑧フィルム感度設定[Dx優先:ユーザー設定優先]⑨シングルAF時、MLボタン押しでのAFロックとAEロック[する:しない]⑩内蔵ストロボ未充電でのレリーズ[禁止:許可]⑪巻戻し時のリーダー出し[巻き込み:リーダー出し]⑫巻戻しの自動と強制[自動巻戻し:強制巻戻し]⑬ズームリング操作による合焦動作[行う:行わない]⑭露光間ズームのズーム方向[W→T:T→W]⑮露光中のパワーズーム動作[禁止:許可]
※簡易モード:ハイパープログラム、ハイパーマニュアル、絞り優先自動露出(レンズM)、フルモード:ハイパープログラム、ハイパーマニュアル、シャッター優先自動露出、絞り優先自動露出、バルブ、X- ◉液晶パネル表示[ELによるバックライト照明付]=①フィルム在否、枚数、巻上げ・巻戻し、フィルム装填エラー②ハイパープログラム、ハイパーマニュアル、プログラム自動露出、絞り優先自動露出、シャッター速度優先自動露出、バルブ③分割測光、スポット測光、中央部重点測光④連続撮影、セルフタイマー、2秒セルフ、3枚セルフ、オートブラケット撮影、ストロボ光量補正、多重撮影・撮影枚数⑤露光間ズーム、ズームクリップ、イメージサイズ指定⑥シャッター速度、絞り値、フィルム感度、露出補正・補正値、ペンタックスファンクション⑦Av/Tvダイレクトダイヤル、PCV電子音の有無⑧ストロボ未充電・充電完了・使用勧告、不適合レンズ警告⑨バッテリー警告、赤目軽減、後幕シンクロ⑩バーグラフ[露出補正、ストロボ光量補正、オートブラケッティング補正値]
- ◉デート機構
- ・型式=クォーツ制御液晶表示デジタルカレンダーウォッチ[2019年まで日付自動調整]
- ・写し込みモード=①年・月・日 ②日・時・分 ③写し込み無し ④月・日・年 ⑤日・月・年
- ・電源=CR2025
- ・発光回数=約5000回
- ◉電源
- ・使用電池=6Vリチウム電池[2CR5タイプ]1個
- ・撮影可能本数=約80本(24枚撮りフィルム)、内蔵ストロボ50%使用時:約25本(24枚撮りフィルム)[※但し、使用条件は当社試験条件による]
- ・バッテリーチェック=警告:液晶表示の電池マーク点灯 消耗表示:電池マーク点滅、ファインダー表示全消灯、レリーズロック
- ◉大きさ=152.0(幅)×95.5(高さ)×74.0(厚さ)mm
- ◉重さ=650g(デート付、電池別)
- ◉付属品=ホットシューカバーFD、レリーズソケットキャップFD、カメラストラップFD、アイカップFD、ファインダーキャップ
- ◉発売時期=1994(平成6)年6月25日
- ◉価格=108,000円(ボディのみ・税別)
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