ANDALUCIA 1988, 1988, ©TAIJI MATSUE Courtesy of TARO NASU
東京・六本木のTARO NASUで松江泰治「ANDALUCIA 1988」が開催される。
1988年、25歳の松江泰治が撮影したスペイン、アンダルシアの風景写真。
カメラを抱えて徒歩で歩き回った街は、光に暴き出された影の無い町であった。この撮影旅行はある種の啓示を松江に与え、その後、松江は自身のスタイルを確立していく。この「ANDALUCIA 1988」は、処女作である「TRANSIT」と、90年代に発表され最初の代表的シリーズとして知られるようになる「gazetteer」とを繋ぐ重要な位置付けの作品であるといえよう。
今回の展示ではこれまで一度も発表されることがなかった幻のシリーズを一堂に展示する。
- ■展覧会情報
松江泰治「ANDALUCIA 1988」
会期:2025年10月11日(土)〜11月9日(日)
時間:11:00〜19:00
休廊日:日曜日、月曜日、祝日
会場:TARO NASU
住所:東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル4F
■写真集の案内
松江泰治『ANDALUCIA 1988』
発行:青幻舎
サイズ:A5横変
ページ:96ページ
仕様:上製
定価:4,950円(税込)
■プロフィール
松江泰治(まつえ・たいじ)
1963年東京生まれ。現在、東京にて制作活動。1987年東京大学理学部地理学科卒業。2013年第25回「写真の会」賞、2012年第28回東川賞国内作家賞、2002年第27回木村伊兵衛写真賞、1996年第12回東川賞新人作家賞受賞。
主な個展は、2021年「マキエタCC」(東京都写真美術館、東京)、「makietaTYO」(TARO NASU、東京)、2018年「松江泰治 地名事典|gazetteer」(広島市現代美術館、広島)、「gazetteer」(TARO NASU、東京)、2015年「LIM」(TARO NASU、東京)、2012年「世界・表層・時間」(IZU PHOTO MUSEUM 、静岡)、「jp0205」 (TARO NASU、東京)、2010年「survey of time」(TARO NASU、東京)、2006年「JP-22」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡)など。
【関連リンク】
https://www.taronasugallery.com/exhibition/current/
出展者 | 松江泰治 |
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会期 | 2025年10月11日(土)〜11月9日(日) |
会場名 | TARO NASU |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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