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東京目黒の金柑画廊で樋口誠也「Headrest Theater」が開催

2025/08/27

東京目黒の金柑画廊で樋口誠也「Headrest Theater」が開催される。

 

樋口誠也は、写真を中心に映像制作を行ってきた作家です。樋口はSNSをはじめとした現代の写真の在り方や人との関わり方を、ユーモアを交えて探ってきました。本展「Headrest Theater」では、人類が絶滅した世界を舞台に、生命を得たパペットたちが人間を模倣しながら生活する様子を描いたインスタレーションを展開します。
ゲームや映画、写真の様式を織り交ぜた構成の中で、ぎこちなくも不気味に人間らしさを演じるパペットたちの姿は、写真というメディアが担ってきた「記録」の役割を浮かび上がらせます。
(岡田翔/キュレーター・パブリッシャー)

 

  • ■展覧会情報
    樋口誠也「Headrest Theater」
    会期:2025年8月16日(土)~9月7日(日)
    時間:12:00〜19:00
    休廊日:月曜日〜水曜日
    会場:金柑画廊
    住所:東京都目黒区目黒4-26-7
  • キュレーション:岡田翔
    デザイン:相島大地


■プロフィール
樋口誠也(ひぐち・せいや)
長野県松本市出身。2018年名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業。2020年名古屋学芸大学大学院メディア造形研究科修了。
主な作品・展示に、『Camera Roll Card vol.1』(mufu books展・長者町コットンビル、愛知、2024) / (港まちアートブックフェア・Minatomachi POTLUCK BUILDING、愛知、2023)、「写真新世紀2020 受賞作品展」(東京都写真美術館、東京、2021)、「海、手紙、物質、、、」(Gallery Cafe ULTRA、広島、2021)、『some things do not flow in the water』(東京都写真美術館、東京、2020)、「TROPICAL LAB 13: ERASE」(LASALLE College of the Arts、シンガポール、2019)。主な受賞に「写真新世紀」2020グランプリ受賞。
 
岡田 翔(おかだ・かける)
1989年栃木県生まれ。2015年東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
主なキュレーションに「Exhibition Surrogates」(TURNER GALLERY、東京、2024)、山崎稚子「Over the Mountains」(金柑画廊、東京、2023)、蓮輪友子「alpha」(TURNER GALLERY、東京、2022)など。2020年よりパブリッシャーとして出版レーベル「paper company」を立ち上げ、作品集や図録の制作も行う。主な出版物に、高田怜央 詩集『ANAMNESIAC』(2024年)、高田マル、遠藤祐輔 作品集『.xyz/provoked』(2024年)、岩崎広大 図鑑『NO-RECORD-FOUND CERTIFICATE — 759 Insects —』(2022年)など。
 
【関連リンク】
https://kinkangallery.com/exhibitions/4232/

展覧会概要

出展者 樋口誠也
会期 2025年8月16日(土)~9月7日(日)
会場名 金柑画廊

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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