top 本と展示写真集紹介寫眞兄弟(上田晃司×河野鉄平)『Crossroad』

寫眞兄弟(上田晃司×河野鉄平)『Crossroad』

2025/05/15
髙橋義隆

寫眞兄弟(上田晃司×河野鉄平)『Crossroad』が刊行された。2025年3月に開催された写真展にあわせて制作された1冊だ。
 
2024年9月、二人は長年憧れていたアフリカ諸国の旅に出かけた。旅先はチュニジア、エジプト、ガーナ。本作では、道中で思わぬハプニングにも見舞われつつ、二人がそれぞれの土地の魅力に触れシャッターを切った写真の数々が掲載されている。寫眞兄弟の二人と共に未訪の国を旅するような気持ちで楽しめる1冊だ。巻末に掲載されたイラストを見ると、その楽しさがより伝わってくる。
 
■プロフィール
上田晃司(うえだ・こうじ)

米国サンフランシスコに留学し、写真と映像を学び、CMやドキュメンタリーを撮影。
帰国後、写真家 塙真一氏のアシスタントを経て、フォトグラファー、映像作家として活動開始。新しい技術をいち早く取り入れ、写真や映像表現に活かしている。2014年頃からはドローンを取り入れた撮影も行い、2022年からは大判フィルムカメラを使った作品制作も行っている。 現在は雑誌、広告を中心に、ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。講演や執筆活動も行っているほか、ニコンカレッジ、LUMIXアカデミーで講師を務める。また、YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」で写真、旅、カメラについて情報発信している。
ニッコールクラブアドバイザー、Nikonカレッジ講師、LUMIXアカデミー講師、Hasselblad 2015ローカルアンバサダー、Profotoトレーナー、Datacolorアンバサダー、日本写真家協会正会員。
 
河野鉄平(こうの・てっぺい)
1976年東京生まれ。明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業後、99年株式会社シー・エム・エスに入社。写真家テラウチマサト氏に師事。写真雑誌「PHaT PHOTO」の制作に携わる。2003年独立。人物を中心にさまざまな被写体を撮影する。近年はカメラ雑誌への寄稿、セミナー等も数多く開催。著書はこれまでに50冊以上。著書に『超絶エモーショナルな写真を撮る50のアイデア』『上手い写真は構図が9割』(いずれも玄光社)、『まねる写真術』(翔泳社)、「一生ものの撮影レシピ」(日本写真企画)など。個展も72ギャラリー(2014年/京橋)、ポーラミュージアムアネックス(2015年/銀座)、MONO GRAPHY(2021年/小伝馬町)など、多数開催。プロフォト公認トレーナー。日本写真芸術専門学校講師。

 

寫眞兄弟(上田晃司×河野鉄平)『Crossroad』
製本:並製本
印刷:オフセット印刷
ページ数:62ページ
サイズ:225mm×195mm
エディション:初版300部限定

 

【関連リンク】
https://www.monography.shop/product/-/983?cs=true&cst=custom

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