岸 幸太『連荘7』が刊行された。
「連荘」は、街を歩き写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みだ。
参考:
『連荘7』は、愛知県名古屋市や清須市などで撮影された。
昼下がりの歓楽街や路地裏の草木や民家、ガード下で暮らす人々の姿などが写された写真からは、街の中で普段私たちが見過ごしてしまうような物のありようや人の姿を観念や感情の向こう側で注視する岸の一貫した姿勢が感じられる。
■プロフィール
岸 幸太(きし・こうた)
1978年、千葉県生まれ。2003年、東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。2003年よりphotographers' galleryに参加。多くの活動に携わるなか、『photographers' gallery press no.14』(2019年)では、編集責任を務める。個展、グループ展多数。『welcome』(photographers' gallery 、2004年)、『ガラクタと写真』(私家版、2014年)、『Baseball』(私家版、2014年)、『GAREKI Heart Mother』(私家版、2016年)、『傷、見た目』(写真公園林、2021年)、『連荘』(KULA、2021年〜)。「VOCA展2015」奨励賞、さがみはら写真新人奨励賞(2022年)を受賞。
岸 幸太『連荘7』
発行:KULA
発売:photographers’ gallery
仕様:B5判変型、中綴じ、カラー32頁
定価:1,500円+税
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