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エプサイトギャラリーで大西みつぐ写真展『島からNEWCOAST 2020-2022』を開催

2022/08/06

エプソンスクエア丸の内(東京都千代田区)のエプサイトギャラリーで、写真家・大西みつぐ氏を迎えた特別企画展『島からNEWCOAST 2020-2022』を 2022年 9月 17日(土 )~ 10月 26日 (水 )まで開催する。
 
大西みつぐ氏は、生まれ育った東京の下町と湾岸エリアをホームグラウンドとし、町とそこに集う人々を写し取った作品で広く知られる写真家だ。
 
写真家として活動を始めた当初から現在まで、一貫して自身の暮らす東京・下町エリアに眼差しを向け、スナップショットの手法で撮影するそのスタイルが、多くの写真ファンを魅了し、親しまれてきた。
 
「NEWCOAST」は東京湾岸エリアを撮影した作品で、80年代後半から続 く大西氏の代表作のひとつ。 今回の写真展 『島から NEWCOAST 2020-2022』は、同 シリーズの最新作を中心に構成されている。
 
東京の湾岸エリアは80年代のバブル経済・ウォーターフロントの時代を経て、平成、東日本大震災、昨今ではインバウンドやグローバリゼーションなど、常に時代の姿を映してきた。
 
コロナ禍に直面した2020年、 三方を水で囲まれたこの地からは 突然分断されたかのように人の姿が消え、その時は「自分がまさに孤島にいるかように感じた」と大西氏は語る。
 
コロナ禍以降、この地の景色は大西氏の目にどのように映ったのか。本作は大西氏の眼差しを通じ、東京の今を知り、その未来に思いを馳せる作品となっている。
 
コロナ禍の霧が晴れる見通しは未だ不透明だが、「再生」という希望を観る私たちに予感させる。
 
【展覧会概要】
開催場所: エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
住所: 東京都千代田区丸の内 3-4-1新国際ビル 1F
会期:2022年 9月 17日(土)~ 2022年 10月 26日(水)
時間:11:00 18:00
休館:日曜日
www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2022/0917/
 
【オンライン・トークイベント】
本展の開催を記念して、9月16日(金)にオンライン・トークイベントを実施する。開催に先駆け、本展の見どころなどを紹介する。
日時:2022年 9月 16日(金) 19:00~(約 1時間)
※イベントはオンラインでの開催 で ライブ配信をいたします。
当日ご参加いただけない方へ向 けて アーカイブ視聴のお申し込みも受付いたします。
参加費:無料
参加方法:事前予約制
予約開始日2022年8月 25日(木)
※ライブ視聴、アーカイブ視聴ともに 、 8月 25日より、エプサイトセミナーのwebページ にて予約受付いたします。
 
【写真家プロフィール】
大西みつぐ(おおにし・みつぐ)
1952年東京深川生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。 1970年代より東京下町や湾岸の人と風景、日本の懐かしい町を撮り続けている。写真集・著書に「下町純情カメラ」、「遠い夏」
「 wonderland」、「川の流れる町で」など。個展、企画展多数。
1985年「河口の町」で第 22回太陽賞。 1993年「遠い夏」ほかにより第 18回木村伊兵衛写真賞。
平成5年江戸川区文化奨励賞。 2017年日本写真協会賞作家賞。
2017年自主映画監督作品「小名木川物語」を公開。
東京造形大学、武蔵野美術大学、関東学院大学、大阪芸術大学などで非常勤講師、客員教授を歴任。現在、日本写真家協会会員、日本写真協会会員、ニッコールクラブアドバイザー、全日本写真連盟関東本
部委員。

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