top 本と展示展覧会ピックアップ川口翼写真展「夏の終わりの日 Velvet sepia-toned heat haze」がふげん社で開催

川口翼写真展「夏の終わりの日 Velvet sepia-toned heat haze」がふげん社で開催

2022/08/05

2022 年8 月25 日(木)から9 月11 日(日)まで、川口翼写真展「夏の終わり
の日/Velvet sepia-toned heat haze」をコミュニケーションギャラリーふげん社(東京・
目黒)で開催する。
 
川口翼は、1999 年静岡県生まれの写真家。2021 年、東京ビジュアルアーツ写真学科卒業し、卒業制作の審査でグランプリを受賞。同校の講師でもある写真家・有本伸也が主宰するTOTEM POLE PHOTO GALLERY では、写真をネガの状態にしたプリントに赤いライトを照らし展示した実験的な個展「THE NEGATIVE」(2021)を開催。同年、第一回ふげん社写真賞の最終候補に選出されるなど、近年エネルギッシュに活動する若手写真家の一人だ。
 
本展では、夏と追憶をテーマにした夏と追憶をテーマにした新作30点を展示する。川口は、ピントが合わない、セピア調の写真が生成される壊れかけのカメラをたまたま手に入れたことがきっかけで、一夏を撮ろうと考え、地元へ帰省した際にしたスナップを撮り溜めた。
 
「JPEGの撮り放し」のデータにレタッチやプリントを繰り返すことで生まれる荒い描写は、段々と時間が経過してデフォルメされていく記憶とリンクしていった。
 
川口が「私性の底に潜む普遍性を求めた」と言う同シリーズは、現在・過去・未来のあらゆる時間軸が交わる、鑑賞者それぞれの「夏」を想起させるであろう。
 
会期中には、写真家・編集者の村上仁一さんを対談相手に、ギャラリートークを開催します。
 
【開催概要】
2022年 8 月 2 5 日(木)〜 9 月 1 1 日(日)
火〜金 12 00 〜 19 00
土・日 12 00 〜 18 00
休廊:月曜日
会場:コミュニケーションギャラリーふげん社
東京都目黒区下目黒 5 3 12
TEL 03 6264 3665  MAIL info@fugensha.jp
https://fugensha.jp
 
【写真家プロフィール】
川口 翼(かわぐち・つばさ)
1999年 静岡県⽣まれ
2021年「 THE NEGATIVE 」 TOTEM POLE PHOTO GALLERY
2021年 東京ビジュアルアーツ写真学科卒業
2021年 第 ⼀ 回ふげん社写真賞ノミネート
現在は近所にある製本⼯場で働きながら写真制作を⾏なっている。
 
【イベント】
9月 3 日(土) 1 4 :00 〜 15:00
ギャラリートーク 川口翼 × 村上仁一(写真家・編集者)
会場観覧・オンライン配信
参加費 1000 円
チケットはオンラインストアからご購入ください。
https://fugensha-shop.stores.jp/
※アーカイブ視聴可能期間は2022 年 10 月 2 日(日)まで

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