ⒸKEIZO KITAJIMA
長野県立美術館にて、北島敬三 写真展「借りた場所、借りた時間」が開催される。
国内外で高い評価を受ける北島敬三の、キャリア初期のスナップショットから近年までの代表作を展示する大規模な回顧展。作家自身の手で制作された旧作のニュープリントや雑誌・写真集などの資料を通じて、北島の50年にわたる仕事の読み返しをおこなう。また、「借りた場所、借りた時間」という言葉を手がかりに、北島の作品が問い続けてきた人間の営みとその痕跡を多面的に紹介する。
■展覧会情報
北島敬三写真展「借りた場所、借りた時間」
会期:2025年11月29日(土)~2026年1月18日(日)
開館時間:9:00〜17:00
会場:長野県立美術館
休館日:水曜日、年末年始(2025月12月28日〜2026年1月3日)
観料:一般1000円、学生および75歳以上800円、高校生以下又は18歳未満無料
https://nagano.art.museum/exhibition/keizo-kitajima-borrowed-place-borrowed-time
被写体や撮影スタイルの劇的な変遷を辿った北島は、同時に自身の仕事を読み返し、作品を再構成するという作業を繰り返してきました。本展では、北島のキャリアの中で2度、象徴的に現れるフレーズ「借りた場所、借りた時間」を手がかりに、写真家自身の手によるニュープリントや、重要な作品発表の場として機能した雑誌や写真集などの資料を通じて、その50年にわたる仕事の読み返しを試みます。—北島敬三を「読み返す」

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同期間、長野県立美術館1F 交流スペース・オープンギャラリーでは、photographers’ galleryを拠点に近年国内外での評価を高める岸幸太、笹岡啓子、篠田優による「北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間」関連グループ展が開催される。
■「北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間」関連展示
・岸幸太「彼の地、飛地」
・笹岡啓子「The World After」「Park City」
・篠田優「Voice(s)」
場所:長野県立美術館1F 交流スペース・オープンギャラリー
2001年に北島敬三らによって立ち上げられた「photographers’ gallery」。ギャラリーとしての展示機能に加え、機関誌や写真集の刊行、レクチャーの企画などの、写真メディアに対する批評精神に根差した幅広い取り組みの拠点として多様な写真表現の揺籃の場となっています。本展では同ギャラリーの現・メンバーである岸幸太、笹岡啓子、篠田優の3名の写真家の作品を通じて、70年代後半以降の自主運営ギャラリーの系譜に連なりながらも、なお特異な発信を続ける「photographers’ gallery」の現在をご紹介します。

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また、展覧会の会期中に多数に関連イベントが開催される。詳細は、企画展「北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間」展覧会ページ、およびイベントページ にて。
■関連イベント(いずれも参加費無料)
・ギャラリートーク 北島敬三×松井 正 (長野県立美術館学芸員)
日時:11月29日(土)14:00~
会場:長野県立美術館 展示室1・2・3
・トークイベント 岸幸太(写真家)×高橋しげみ(青森県立美術館学芸員)×松井 正
日時:11月29日(土) 15:00~
会場:長野県立美術館 本館 B1F ホール
・トークイベント 篠田 優(写真家)×松井 正
日時:12月6日(土)13:30~
会場:長野県立美術館 本館 B1F ホール
・映画上映 「カメラになった男―写真家中平卓馬」(監督・小原真史)
日時:12月6日(土)18:30~
会場:長野相生座・ロキシー(長野市権堂町2255)
・トークイベント 小原真史(東京工芸大学准教授)×北島敬三×松井 正
日時:12月6日(土)映画上映後
会場:長野相生座・ロキシー(長野市権堂町2255)
・トークイベント:笹岡啓子×倉石信乃(明治大学教授)×松井 正
日時:12月7日(日)13:30〜
会場:美術館B1ホール
・トークイベント:北島敬三×倉石信乃×高橋しげみ×松井 正
2026年1月11日(日)13:30〜
会場:美術館B1ホール
【関連リンク】
| 出展者 | 北島敬三「借りた場所、借りた時間」 |
|---|---|
| 会期 | 2025年11月29日(土)~2026年1月18日(日) |
| 会場名 | 長野県立美術館 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。


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