東京神宮前のGalerie GEEK/ARTで「Wearable Herbie! ~いつでも, どこでも ハービー。」が開催される。
ハービー・山口はこれまで、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマのもと、モノクロームのスナップ・ポートレイトというスタイルで数々の作品を残し、その優しく清楚な作風で多くのファンを魅了してきた。
本展では、ハービー・山口にとって初となるアパレル商品を販売する。Tシャツ(全5種)のデザインには、これまでにハービーが撮影した作品が使用され、Tシャツのタグには自身のサインが入ったオリジナルデザインとなっている。さらに、アパレルだけでなく、彼が世界各地を旅しながら撮り溜めたアーカイブ作品のうち、歴史の転換点となる瞬間から静かな日常の一コマまでを収めた、さまざまな写真群を展示する。
◾️コメント
Galerie GEEK/ART 山口典子
時代の息吹と人々の物語を繊細に写し出すハービー山口氏の写真世界。
本展では、氏の作品を身にまとうように体感できるウェアラブル展示にも挑戦します。
写真に宿る空気感や温度を、「見る」だけでなく「纏う」ことで、より身近に感じていただけるひとときをご用意しました。GEEK/ARTが提案する新しいアート体験を、ぜひ会場でお楽しみください。
Long Distance Love LLC. 柴田廣次
過去3回ハービー・山口氏の展覧会をプロデュースしましたが(「After The Dream」/渋谷パルコ 1986年、「We Will Be Alright!」/渋谷パルコ 2023年、「Another Side Of Herbie Yamaguchi」/蔵前イワオギャラリー 2025年)、今回はハービー氏の代表作品を「展示する」のではなく、「身につける」という視点で選び直した17点からさらに5点に絞ってTシャツを制作しました。タイトルの通りハービー氏の好きな作品を「いつでも、どこでも」身につけてもらいたいという思いから、「Wearable Herbie」というTシャツブランドが誕生しました。
■アパレル新商品 概要
オリジナル作品の限定Tシャツ(全5種)
サイズ:S/M/L/XL
価格:7,500円(税込)
数量:各種、限定30着
- ■展覧会情報
「Wearable Herbie! ~いつでも, どこでも ハービー。」
会期:2025年9月13日(土)~9月21日(日)
時間:12:00〜19:00
休廊日:9月16日(火)
会場:Galerie GEEK/ART
住所:東京都渋谷区神宮前6-23-6 1F
■オープニングレセプション
2025年9月13日(土)17:00〜20:00
※ハービー・山口氏も参加予定
■プロフィール
ハービー・山口
1950年生まれ。東京都出身。中学2年生のとき、写真部に入り、写真の楽しさに出会う。大学卒業後、1973年にロンドンへ渡り10年間を過ごす。劇団で役者として活動しながら、パンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇。デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアするなど、最も刺激的だった時代のロンドンを体験し、その中で撮影された写真が高く評価された。帰国後も国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。また、作品発表の傍ら、エッセイ執筆やラジオ・テレビのパーソナリティーを担当。現在は大阪芸術大学客員教授および九州産業大学客員教授を務めている。
審査員歴:CAPA、デジタルカメラマガジン、APAアワード、JPS、ニコン、キャノン、フジフイルム
など
選考委員歴:上野彦馬賞
受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞
【関連リンク】
https://geek.art/
出展者 | ハービー・山口 |
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会期 | 2025年9月13日(土)~9月21日(日) |
会場名 | Galerie GEEK/ART |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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