髙地二郎『GINZA』が蒼穹舎より刊行された。
作家の長女、髙地治子さんが、2010年に作者が亡くなって数年が経過した頃、押入れや天袋にぎっしり詰まっていた包みの中に、無数のネガフィルム、写真、ビデオテープを発見。2020年ライカギャラリーシンガポール、2021年ライカGINZA SIXでの写真展を経て、写真集が完成。
銀座の天賞堂に勤務する傍ら撮影した貴重な記録。作者が生きた足跡が生き生きと浮かび上がる。
■プロフィール
髙地二郎(こうち・じろう)
写真愛好家、東京育ち。1950年明治大学卒業後、1990年までの40年間、銀座の天賞堂に勤務。カメラ、車、飛行機に興味を持ち、写真を撮る為のカメラを自作してしまうほどのカメラ小僧だった。多機種に及ぶ中古カメラを使い、中でもライカは延べ20機種以上を愛用した。
写真展
2020年「Through the Salaryman's Eye A view of Tokyo from the 70s and 80s」(Leica Galerie Singapore)
2021年「昭和の銀座 〜髙地二郎の記録〜」(Leica Store GINZA SIX)
- 髙地二郎『GINZA』
- 発行年:2025年8月15日
- 発行:蒼穹舎
- 仕様:B5変型、上製本、モノクロ・カラー、228ページ、掲載作品215点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
企画・制作:髙地治子- エディション:500部
価格:本体5,000円+税
【関連リンク】
http://tatara.sun.bindcloud.jp/sokyusha.com/detail/pg5918540.html
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