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東京小伝場町のMONOGRAPHYで尾仲浩二「番外 フランスの犬」が開催

2025/06/27

東京小伝場町のMONOGRAPHYで尾仲浩二「番外 フランスの犬」が開催される。
 
同展は、異国の地で撮影したシリーズ「フランスの犬」を番外編として25年ぶりに展示するもので、2008年に発表した写真集「フランスの犬」に未収録の写真を含む、ビンテージプリントを多数展示する。
 
会場では、「フランスの犬」をはじめ、同氏のが過去に手掛けた写真集も販売。7月5日(土)には店舗営業終了後のギャラリートークも開催予定。

 

  • ■作家コメント
  • 1992年、私的なごたごたからしばらく東京を離れようと、風の噂も届かないフランス行きを決めたのは訳あってフランス語を1年ほど教わっていたからに過ぎない。さしたる目的もなく、憧れる場所もない僕にとって花の都の日々は、言葉も通じず食べたいものも食べられず自閉的になるばかりで、ひとりで安ワインを飲んでいたホテルでの長い夜の記憶が残っているばかり。都会の冷たさから逃げるように、南の街々を巡り小さな山に登ったりした。山では人と会うことがないのがよかった。3週間で体重を5kg落として帰国。100本持って行ったフィルムの半分は使わないままだった。

 

  • ■展覧会情報
    尾仲浩二「番外 フランスの犬」
    会期:2025年7月3日(木)〜7月20日(日)
    時間:12:00~19:30(日曜日は17:30まで)
    休廊日:月曜日〜水曜日
    会場:MONOGRAPHY Camera & Art
    住所:東京都中央区日本橋小伝馬町17-5-2F

 

■トークイベント
尾仲浩二写真展「番外 フランスの犬」ギャラリートーク
日時:2025年7月5日(土)19:30~20:30 
会場:MONO GRAPHY Camera & Art 
参加費:税別1,100円(1ドリンク付き)
参加人数:10名(先着順)
申し込み https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/029d4gkrcsg41.html
 
■プロフィール
尾仲浩二(おなか・こうじ)
1960年生まれ。とにかく歩いてみないと何を撮るのかわからない自称マタタビ写真家。
1982年にイメージショップCAMPに参加以来、日本各地を旅し自主ギャラリーを中心に活動を続け、現在も東京中野にギャラリー「街道」を運営活動中。1999年以降はモノクロからネガカラーでの撮影となり、今も暗室で自らプリントを制作している。近年は海外での撮影や作品発表が増えてきた。写真集に「背高あわだち草」「Tokyo Candy Box」「あの頃、新宿で」「Faraway Boat」「Have a Break」など多数。
 
【関連リンク】
https://www.monography.shop

展覧会概要

出展者 尾仲浩二
会期 2025年7月3日(木)〜7月20日(日)
会場名 MONO GRAPHY Camera & Art

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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