目黒区美術館 区民ギャラリーで薈田純一「Book Shelves Retrospective」が開催される。
作家、編集者、研究者、書店主など、多様な背景をもつ人々の書棚に焦点をあて、「本と人」「空間と記憶」の関係を見つめ直す。
書棚は、単なる収納ではなく、その人の時間や思考の痕跡が静かに佇む場所だ。
江戸川乱歩、立花隆、李良枝、リービ英雄らの書棚のほか、古書店や図書館、別荘の棚など、多様な書棚の姿を紹介する。
新作には、養老孟司の昆虫標本棚、神楽坂の居酒屋「カド」の書棚、写真家・亀山亮の書棚を予定している。また、安部公房の書棚は、これまで断片的に紹介してきた写真を再構成し、全体像として展示する。
- ■展覧会情報
薈田純一「Book Shelves Retrospective」
会期:2025年8月6日(水)〜8月11日(月)
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで/最終日は15:00まで)
休廊日:会期中無休
会場:目黒区美術館 区民ギャラリー
住所:東京都目黒区目黒2-4-36- 入場料:一般 800円(税込)、中学生以下(保護者同伴)・障害者手帳をご提示の方と介助者1名・補助犬同伴の方は無料
■プロフィール
薈田純一(Junichi Wajda)
写真家。兵庫県神戸市生まれ。1980年代より仏通信社Gamma Presse Imagesに所属し、報道写真家として活動。後にアート写真に転じ、「空間」「記憶」「視点の重なり」を主題に、人の気配や思索の層をとらえる作品を制作。書棚シリーズでは、安部公房、立花隆、江戸川乱歩、李良枝、リービ英雄らの書棚を撮影。著書に『The Creation of Place or Gardens of Sesshu』(ビーコンヒル出版、2023)ほか。
中央公論新社『松岡正剛の書棚』(2010)、『立花隆の書棚』(2013)、『アイデア』No.379(誠文堂新光社)では写真を担当。
【関連リンク】
https://www.junwajda.online/press-release-book-shelves-retrospective/
出展者 | 薈田純一 |
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会期 | 2025年8月6日(水)〜8月11日(月) |
会場名 | 目黒区美術館 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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