尾仲浩二『トタンと煙突』がGallery Negativより刊行された。
尾仲浩二1991年のデビュー写真集『背高あわだち草』から『Slow Boat』『GRASSHOPPER』『Short Trip Again』『Have a Break』と続く日本各地への旅シリーズの最新作。
1999年に白黒からネガカラーフィルムでの撮影となったが、その撮影は相変わらず35ミリ一眼レフカメラに35ミリレンズ1本だけのひとり旅、そして今も自ら暗室ですべてのプリントを制作している。
今回の『トタンと煙突』でも、北海道から鹿児島まで地方の小さな街を歩きまわり、見過ごされ消えてしまいそうな街角や風景、記憶のかけらを集めている。2021年より2024年まで撮影された作品となる。
尾仲浩二の旅はまだ続く。
■プロフィール
尾仲浩二(おなか・こうじ)
1960年 福岡県直方市生まれ
1968年 千葉県君津市に移転
1982年 東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業 以後フリー
イメージショップ『CAMP』に参加 東京・新宿
1984年 『CAMP』解散
1988年 ギャラリー『街道』開設 東京・新宿
1992年 『街道』閉鎖
1993年 『03FOTOS』にて活動2001年まで 東京・渋谷
2002年 『photographers' gallery』に参加 2003年まで 東京・新宿
2007年 ギャラリー『街道』再開 東京・阿佐ヶ谷 2014年11月閉廊
2015年 同人誌「街道マガジン」創刊
2016年 ギャラリー『街道』中野で再開
尾仲浩二『トタンと煙突』
サイズ:235mm×230mm
製本:ハードカバー
発行:Gallery Negativ(韓国・釜山)
【関連リンク】
https://www.onakakoji.com
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