フィン・ビールズ『ストーリーを語る、写真の撮り方』がBNNより刊行された。
インスタのフォロワー数が56万人超の写真家フィン・ビールズ(@finn)による、世界12カ国で出版されたベストセラーの写真解説書、待望の日本語版が登場した。
ストーリーテリングをテーマに据えた、印象的な写真を撮るためのガイドブック。
「受注」「準備」「撮影」「編集」「納品」の5つのステップの章立てで、心に残る作品をつくるためのノウハウを解説する。ストーリー〈物語〉の組み込み方をはじめ、効果的なショットの種類、必要な機材や舞台装置、編集ソフトやスマホアプリ、ムードボードの作り方やモデルへの接し方、ポストプロダクションの工程や納品方法まで、多岐にわたって紹介。応用課題を通して、さまざまな表現手法を身につけ、優れた語り手になるための手助けする。中級者以上のフォトグラファーを対象とした、ステップアップに役立つ一冊となっている。
本書を参考にして優れた写真作品が制作できそうだ。
■プロフィール
著者:フィン・ビールズ
ウェールズを拠点に活動する写真家、ディレクター、ライター。以前はデザイナーとして活躍していたが、仕事で発注した写真が気に入らず、自らカメラを手に自分ならではの物語を語る道を選んだ。10年の活動の末、インスタグラムのフォロワー数56万人を達成し、数々の賞を受賞。ストーリーのある映画的なスタイルで、ブランドの存在感を増幅する方法に精通している。主なクライアントに、Apple、ランドローバー、アウディ、カルティエなどがある。
訳者:髙瀨みどり
アメリカ・テキサス州生まれ。東京大学文学部卒業。イギリスアンティーク、ボードゲームをこよなく愛し、休日はリアル脱出ゲームに行ったり、着物で出かけたり、弓道をしたりしている。訳書に『幸せになるには親を捨てるしかなかった 「毒になる家族」から距離を置き、罪悪感を振り払う方法』(ダイヤモンド社)、『ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策』、『Procreateで風景を描こう』(以上、ビー・エヌ・エヌ)など。
- フィン・ビールズ『ストーリーを語る、写真の撮り方』
発行:BNN
発売日:2025年3月25日
著者:フィン・ビールズ- 翻訳:髙瀨みどり
デザイン:武田厚志(SOUVENIR DESIGN INC.)
仕様:B5判変型/184ページ
定価:本体2,800円+税
PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。