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代官山蔦屋書店2号館1Fで「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」が開催

2025/03/26

代官山蔦屋書店2号館1Fで「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」が開催される。
 
デビュー25周年を迎えた宇多田ヒカルの6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を9人の写真家の視点で取り収めた写真集『NINE STORIES』を、2025年3月21日(金)に発売する。
 
今回のPOP UPでは、写真集『NINE STORIES』を全種堪能できる9冊セットのBOXに加え、NINE STORIES限定グッズも販売。各写真家の作品を大胆にあしらったアパレルアイテムやレンチキュラー仕様のフォトカードが楽しめる。
 
NINE STORIESとは、デビュー25周年を迎えた宇多田ヒカルの6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を9人の写真家の視点で捉え、写真集や作品として残し、後世に語り継ぐためのプロジェクト。
 
プロジェクト名はアメリカの小説家、J.D.サリンジャーの短編小説のタイトルより命名。その珠玉のストーリーの如く、9つの都市で開催された宇多田ヒカルの物語(ライブ)を、木村和平、鈴木親、細倉真弓、川内倫子、森山大道、John Yuyi、Wing Shya、ホンマタカシ、野口里佳といった現代を代表する作家たちがそれぞれ独自の視点で切り取り、写真という視覚言語を用いて紡いでいく。宇多田ヒカルという稀代のアーティストだからこそなしえた、最高峰の写真家たちとのコラボレーションと、そこから生まれた今までにない新しいライブ写真/写真集のかたち。宇多田ヒカルのライブ、ひいては宇多田ヒカルという存在を、写真家の視点を通して、5年後も、50年後も、100年後もその先も、永遠に遺るものとして世の中に打ち出す。
 
■9つの視点
福岡公演:木村和平「覗見」
愛知公演:鈴木親「断片(part of)」
埼玉公演:細倉真弓「身体性」
宮城公演:川内倫子「溢光」
東京公演:森山大道「関係性」
台北公演:John Yuyi「自己投射」
香港公演:Wing Shya「カレイドスコープ」
大阪公演:ホンマタカシ「同時性」
神奈川公演:野口里佳「存在」

 

  • ■展覧会情報
    「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」
  • 写真家:木村和平、鈴木 親、細倉真弓、川内倫子、森山大道、John Yuyi、Wing Shya、ホンマタカシ、野口里佳
    出演:宇多田ヒカル
    会期:2025年3月21日(金)~4月3日(木)
    時間:9:00〜22:00 
    休廊日:会期中無休
    会場:代官山蔦屋書店2号館1F
    住所:東京都渋谷区猿楽町16-15

 

■写真家プロフィール
木村和平
1993年、福島県いわき市生まれ。東京都在住。第19回写真1_WALLで審査員奨励賞(姫野希美選)、IMA next #6「Black&White」でグランプリを受賞。主な個展に、2022,23,24年「石と桃」(Roll)、2020年「あたらしい窓」(BOOK AND SONS)、主な写真集に、『あたらしい窓』(赤々舎)、『袖幕』『灯台』(共にaptp)、『IRON RIBBON』(Libraryman)など。
 
鈴木親
1972年生まれ。1998年渡仏。雑誌『Purple』にて写真家としてのキャリアをスタート。KOSAKU KANECHIKA gallery所属。国内外の雑誌や、ISSEY MIYAKE、GUCCI、CHANEL、JOHN LOBBのコマーシャルなどを手がける。主なグループ展をCOLETTE(1998年、パリ)、MOCA(2001年、ロサンゼルス)、HENRY ART GALLERY(2001年、ワシントン)で開催。主な個展をTREESARESOSPECIAL(2005年)、G/P GALLERY(2009年)、Kosaku Kanechika(2018年、2019年、2020年)で開催。代表的な作品集に『shapes of blooming』(2005年、TREESARESOSPECIAL)、『SAKURA!』(2014年、LITTLE MORE)など。
 
細倉真弓
触覚的な視覚を軸に、身体や性、人と人工物、有機物と無機物など、移り変わっていく境界線を写真と映像で扱う。立命館大学文学部、及び日本大学芸術学部写真学科卒業。主な個展に「Walking,Diving」(2023年、Takuro Someya Contemporary Art)、「CELL(s)」(Sony Park Mini)、「NEW SKIN」(2019年、mumei)など。写真集に『NEW SKIN』(2020年、MACK)、『Jubilee』(2017年、artbeat publishers)、『transparency is the new mystery』(2016年、MACK)など。
 
川内倫子
1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2023年にソニーワールドフォトグラフィーアワードのOutstanding Contribution to Photography(特別功労賞)を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。2022〜2023年に東京オペラシティ アートギャラリーと滋賀県立美術館で大規模個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催した。2025年1月に写真集『M/E』を刊行。
 
森山大道
1938年大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始める。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。サンフランシスコ近代美術館(1999年)、国立国際美術館(2011年)、テートモダンで行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012~13年)他、国内外で大規模な展覧会が開催され、国際写真センターInfinity Award功労賞を受賞(2012年)、フランス政府より芸術文化勲章(2018年)、ハッセルブラッド国際写真賞(2019年)を受賞するなど世界的に高い評価を受けている。
 
John Yuyi
1991年台湾生まれ。ポストインターネット世代として育ち、アート、ファッション、SNSを横断する独自の表現で国際的に注目を集める。女性の身体やSNSの影響を主題に、テンポラリータトゥーを用いた作品を展開し、アイデンティティの経済性を探求。世界各地で個展・グループ展に参加し、GUCCIやKENZOなど著名ブランドとのコラボや「Forbes 30 Under 30 Asia」選出など国際的評価も高い。近年はスイスや英国、ベルリンなどで展示を行い、台湾の高校美術教科書にも作品が紹介されている。
 
Wing Shya
1964年香港生まれ。カナダのエミリー・カー美術大学で美術を学んだのち香港に戻り、デザインスタジオ「Shya-la-la Workshop」を創設、数々の賞を受賞する。1997年、映画「ブエノスアイレス」にて映画監督であるウォン・カー・ウァイより専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーとして指名される。2006年には森アーツセンターギャラリーで個展「ウィン・シャ エキシビジョン」を開催。その後も、ニューヨーク、イタリア、香港など世界中で個展を開催している。
 
ホンマタカシ
1999年、写真集「東京郊外」(光琳社)で第24回木村伊兵衛賞を受賞。
著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)など。
近年の作品集に『TOKYO OLYMPIA』(NIEVES)、『Thirty-six View of Mount Fuji』(MACK)など。2023年から2024年にかけて東京都写真美術館にて個展「即興」を開催。
 
野口里佳
1971年生まれ。埼玉県出身。沖縄県在住。1992年より写真作品の制作を始め、以来国内外で展覧会を中心に活動。カーネギー・インターナショナルやシドニービエンナーレなど現代美術の国際展にも数多く参加している。主な個展に「予感 」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2001)、「飛ぶ夢を見た」(原美術館、東京、2004)、「不思議な力」(東京都写真美術館、2022-23)など。国立近代美術館(東京)、国立国際美術館(大阪)、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、ポンピドゥー・センター(パリ)などに作品が収蔵されている。
 
【関連リンク】
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/46299-1620100319.html

展覧会概要

出展者 木村和平、鈴木 親、細倉真弓、川内倫子、森山大道、John Yuyi、Wing Shya、ホンマタカシ、野口里佳
会期 2025年3月21日(金)~4月3日(木)
会場名 代官山 蔦屋書店 2号館

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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