朱柏霖(シュ・ベルリン)「天府・向南」©Zhu Bolin
東京四谷のTOTEM POLE PHOTO GALLERYで朱柏霖(シュ・ベルリン)「天府・向南」が開催される。
《天府·向南》は、成都で建設中の「世界最長の都市軸」— 天府大道と、それが繋げる空間の状態に焦点を当てた作品だ。天府大道は、都市の最も大切な資源を集め、沿道に配置されています。現在、約150キロメートルが完成し、未来、南北に貫く全長約280キロメートルの道となる予定だという。
2024年の夏の終わりに、作家は天府広場から南へ向かって歩き、天府大道南側を巡った。足元に広がる風景は、十年以上の建設を経て新たに形作られ、道路の両側では都市、川、平野と丘陵の景色が目の前に広がり、壮大な人造景観と静かな自然景観が共鳴して、今では「共生」のようなバランスの取れた状態が生まれている。
遠くへ遠くへ、景色はますます広大になり、都市と人々の距離はますます遠くなり、道は唯一の繋がり。時間はともに静かに流れ、道から帰って帰ってと呼びかけてくる。南へ向かうにつれて、心も近づく。
- ■展覧会情報
朱柏霖「天府・向南」
会期:2025年4月1日(火)~4月6日(日)
時間:12:00〜19:00
休廊日:月曜日
会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY
住所:東京都新宿区四谷4-22 第二富士川ビル1F
■プロフィール
朱柏霖(Zhu Bolin/シュ ベルリン)
元ランドスケープデザイナーで、専門は都市公共空間、商業ランドスケープデザイン。現在は、写真を通して個人と公共空間の関係を探求することを目的とした個人長期写真プロジェクトに注力している。
【関連リンク】
https://tppg.jp/tianfu-avenue-·-southward/
出展者 | 朱柏霖 |
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会期 | 2025年4月1日(火)~4月6日(日) |
会場名 | TOTEM POLE PHOTO GALLERY |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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