両国のピクトリコショップ&ギャラリーにて、秋元貴美子写真展「遥かの祀り」が開催される。
- 遥かの祀り
⾵が樹々を揺らす⾳に、ふと何かの気配を感じる。- 打ち寄せる波の響きに、⼤いなる意思を聴く。
- ⽇本⼈は遥か古より、この列島を取り巻くあらゆる⾃然の中に「カミ」を⾒出し、畏敬の
- 念を抱いてきました。それは特定の教義や形に縛られない、命そのものへと向けられた原
- 初の祈りであり、私たちの精神の深層に今なお流れ続けるアニミズムの源流です。
- 神⼭・富⼠を荒ぶる⽕で鎮め、祀る夜の熱気。
- 太古、太陽を仰ぎ⽯環を築いた場に満ちる、静謐な光と聖なる気配。
- そこには常に、⽬には⾒えない存在への畏れと感謝が、静かに共存しています。
- 祈りは、特別な祝祭の場にのみ宿るものではありません。
- 道端に佇む岩、集落を守る⼩さな祠、⻑い時を⽣き抜いた⼀本の巨⽊――
- それらすべてが、⽇々の暮らしの中に息づく祈りと加護の⾵景なのです。
- ⽇本⼈は古来、満たされた場所よりも、むしろ何もない空っぽの空間にこそ、聖なる⼒が
- 宿ると信じてきました。その「余⽩」に神の来臨を待ち、⾔葉にならない気配と静かに対話してきたのです。
- 命はめぐる。
- ⽔が⼭から海へと流れ、雲となり、再び⼭へ還るように。
- 私たちの祈りもまた、遥かな過去から続く円環の中にあります。
- 写真の中に写し取られた光景は、決して過去の遺物ではありません。
- それは遥か彼⽅から届いたメッセージであり、今を⽣きる私たちの内側に眠る「記憶」そのものです。
- 本展「遥かの祀り」は、時空を超えて受け継がれてきた⽇本⼈の祈りのかたちを辿る旅の始まりです。
- どうぞ、ご⾼覧ください。
- ■展覧会情報
- 秋元貴美子写真展「遥かの祀り」
- 会期:2026年2月10日(火)~2月15日(日)
- 時間:11:00〜18:00(日曜は17:00まで)
- 場所:ピクトリコ ショップ&ギャラリー
■プロフィール
秋元貴美子(あきもと・きみこ)
日本大学芸術学部写真学科卒業後、大学院を経て、現在、同大学勤務。演習授業等で多くの学生の作品制作をサポート。また、高校生の写真活動の研究をライフワークとし、全国の<高校写真>のサポーターとして、講師や審査員としても活動している。都市風景などのスナップや心象を主とした自然風景などで物語性のある作品を発表、取材を続けている。2025年には400点を超える作品で個展をミュゼふくおかカメラ館(富山)で開催した。また、マルタ共和国の魅力に惹かれ、2021年「はちみつ色の街」「時を刻む」「名もなき光景」の「Malta 三部作」を発表した。
公益社団法人 日本写真家協会会員,日本写真協会会員,日本写真芸術学会理事
【関連リンク】
https://www.pictorico.jp/press-release/detail/964/
| 出展者 | 秋元貴美子 |
|---|---|
| 会期 | 2026年2月10日(火)~2月15日(日) |
| 会場名 | ピクトリコショップ&ギャラリー |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。


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