原田桃望『岡部桃『イルマタル』試論:クィア写真を媒質として』が刊行された。
本書は原田桃望が2022年に京都芸術大学修士課程の修士論文として執筆したものに修正を加えて制作したもの。
■目次
はじめに
第一章 クィアと写真
第一節 クィアという視点
第二節 「クィア写真」試論
第三節 近年の「クィアアート/写真」で語られる実践
第四節 『ニュークィアフォトグラフィー』から見る「クィア写真」の構造
第五節 アイデンティティでの括り
第二章 岡部桃『イルマタル』
第一節 岡部桃のこれまで
第二節 『イルマタル』でのセルフ・ポートレート
第三節 変容のヌード
第四節 ゴミとガラクタ、死体と死骸、ノイズ
第五節 みんなの叙事詩
第三章 不完全であること
第一節 岡部桃の姿勢
第二節 性、ペニス、男性性
第三節 不完全な「場」としてのクィア写真
おわりに
注釈
参考資料
岡部桃さんとの対話
謝辞
原田桃望『岡部桃『イルマタル』試論:クィア写真を媒質として』
発行:2024年7月(私家版)
仕様:A5判、ソフトカバー、96ページ
ブックデザイン:大西正一
翻訳:Daniel Abbe(ダン・アビー)
部数:200部
価格:2,500円(税込)
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