Masayo Nishimura 『Uptown Bound』が刊行された。
NY地下鉄構内に織り出される光と影を中世の教会や宗教画のように写し出した作品。
スローシャッターで撮影されたからなのか、時の重なりが静かにせまる。
2001年9月、Soho Photo Galleryで開催された個展中、数ブロック南でワールドトレードセンターが破壊された。911以前の輝けるNY、写真はその時代を纏っている。
Masayo Nishimura 『Uptown Bound』
価格:4,000円+税
発行年:2024年12月
部数:500部
サイズ:B4変型
製本:並製本
仕様:カラー・モノクロ
ページ数:48ページ
作品数:26点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
■プロフィール
Masayo Nishimura(マサヨ・ニシムラ)
大阪に生まれる。1986年に渡米。
1993年よりニューヨーク市立ハンター・カレッジで写真を学ぶ。
2001年9月に地下鉄構内を撮影した「Uptown Bound」シリーズを発表。
以来、ニューヨークで創作活動を続けている。
【関連リンク】
http://tatara.sun.bindcloud.jp/sokyusha.com/detail/pg5720049.html
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