蒼穹舎より川廷昌弘写真集『芦屋桜、咲く。』が刊行された。
桜の花はなぜ、こんなにも見る人の心を映し出すのだろうか。写真を撮るということはただ見ることを超える。この写真集は、作家の人生と心、この街の変遷を写し出している。
故郷芦屋桜の撮影は、阪神・淡路大震災の翌年から。その後約30年、ハッセルブラッドのシャッターを押してきた桜、その生命の輝きが記されている。
■プロフィール
川廷昌弘(かわてい・まさひろ)
1963年芦屋市生まれ。大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ)夜間部卒業。筑波大学大学院生命環境科学研究科後期博士課程修了。主な写真集に『一年後の桜』(蒼穹舎、2005年)、『白杭の季節』(リコシェ、2007年)、『芦屋桜』(ブックエンド、2015年)、『松韻を聴く』(蒼穹舎、2021年)など。
- 川廷昌弘『芦屋桜、咲く。』
- 発行:蒼穹舎
- 発行日:2025年1月17日
- 編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
仕様:B4変型、上製本、モノクロ104ページ、掲載作品96点
エディション:300部- 価格:本体4,000円+税
【関連リンク】
http://tatara.sun.bindcloud.jp/sokyusha.com/detail/pg5698880.html
PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。