top 本と展示展覧会ピックアップ東京中野のギャラリー冬青で小林紀晴「Asia Collection 1991-2024」が開催

東京中野のギャラリー冬青で小林紀晴「Asia Collection 1991-2024」が開催

2025/01/02

小林紀晴「Asia Collection 1991-2024」©Kisei Kobayashi

 

東京中野のギャラリー冬青で小林紀晴「Asia Collection 1991-2024」が開催される。

 

東南アジアを中心とした国々へ撮影のために旅立ったのは1991年、23歳のときだった。ファインダー越しに、「遠い風景」をつねに求めていた。それから33年ほどの時間がたったが、その思いは変わらず、現在にいたるまで旅を繰り返している。アジアのいくつかの風景や街並みは大きく様変わりした。完全に消滅したものもある。
ずっとフィルムで撮影し、暗室でプリントしてきた。一方でこの個展に合わせ、デジタルカメラで撮影したデータをネガ変換し、みずからプリントすることを試みた。
いってみれば、今回のコレクション展は今日までの、プリントにおける旅の軌跡である。
小林紀晴   

 

■展覧会情報
小林紀晴「Asia Collection 1991-2024」
会期:2025年1月9日(木)~1月25日(土)
時間:11:00~19:00
休廊日:日曜日、月曜日、祝日
会場:ギャラリー冬青
住所:東京都中野区中央5-18-20

 

■プロフィール

小林 紀晴(こばやし・きせい)

1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社にカメラマンとして入社。1991年独立。アジアを多く旅し作品を制作。2000年~2002年、ニューヨーク滞在。近年は自らの故郷である諏訪地域でも作品制作を行っている。近著に『kemonomichi』『愛のかたち』『ニッポンの奇祭』 『見知らぬ記憶』『東京「水流」地形散歩』 『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』など。最新写真集に『深い沈黙』(2021年7月刊行予定)がある。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞受賞。東京工芸大芸術学部写真学科教授。

 
【関連リンク】
http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2501_kobayashi_kisei.html

展覧会概要

出展者 小林紀晴
会期 2025年1月9日(木)~1月25日(土)
会場名 ギャラリー冬青

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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