top 本と展示展覧会ピックアップ東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで「菊地敦己グラフィックデザインのある空間」が開催

東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで「菊地敦己グラフィックデザインのある空間」が開催

2024/12/12

東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで「菊地敦己グラフィックデザインのある空間」が開催される。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー（ggg）の2024年最後を飾るのは、アートディレクター、グラフィックデザイナーの菊地敦己となる。

菊地氏は、武蔵野美術大学彫刻学科在籍中にデザインの仕事を開始して以来、独自の方法論を築きながら30年にわたって精力的に活動を続けている。美術館のVIやサイン計画、ファッションブランドのためのアートディレクションをはじめ、エディトリアル・ブックデザインの分野でも秀逸な仕事を数多く残しているが、それと並行し、批評性をもった実験的な作品を発表する展覧会を頻繁に開催し、多面的な表現活動を行なっている。

本展では、空間の中のグラフィックをテーマに、「平面上の空間」と「空間上の平面」との関係性を探る3つのインスタレーションを展開する。見るという感覚を揺さぶる、菊地氏のグラフィックデザインをぜひ体感してほしい。

■展覧会情報
「菊地敦己グラフィックデザインのある空間」
会期：2024年12月10日（火）～2025年2月1日（土）
時間：11:00〜19:00
休廊日：日曜日、祝日、12月 27日（金）〜 1月 6日（月）
会場：ギンザ・グラフィック・ギャラリー
住所：東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F

■プロフィール
菊地敦己（きくち・あつき）
アートディレクター/ グラフィックデザイナー
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科中退。1995年在学中よりグラフィックデザインの仕事を始める。2000年ブルーマーク設立、2011年解散。同年、個人事務所設立。美術や工芸、建築、ファッションなどの分野を中心に、VI計画、サイン計画、エディトリアルデザインなどを手掛ける。主な仕事に、青森県立美術館（2006）、PLAY! MUSEUM（2020）、横浜美術館（2024）などのVI・サイン計画、ミナペルホネン（1995–2004）、サリー・スコット（2002–2021）などファッションブランドのアートディレクションなど。また、平面表現に言及した作品を発表する展覧会も多い。

【関連リンク】
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000839