大阪のThe Third Gallery Ayaで稲垣智子「此方彼方-こなたかなた」が開催

^{稲垣智子「此方彼方-こなたかなた」©Tomoko Inagaki}

 

大阪のThe Third Gallery Ayaで稲垣智子「此方彼方-こなたかなた」が開催される。
 
「Diary 2020」以来、4年ぶりとなる本展ではこちら側とあちら側といった対になる存在や距離をはかる体験を創り出す作品を、これまでと同様に映像、写真、立体、インスタレーションなどの多様なメディアを使い、展示する。
 
自己と他者、真実と虚構、役割と立場の曖昧さといったわれわれを取り巻くこの世界の不安定さとその分断を問い直す。ギャラリーの2階ではパフォーマティブなアートレッスンも行い、鑑賞者が作品の一部となる場を設けることで、関係性の中に立ち現れる新たな「見え方」を提案する。鑑賞者が自身の位置や視点を問い直す機会を提供するこの作品を是非、体験してほしい。

 

• ■展覧会情報
  稲垣智子「此方彼方-こなたかなた」
  会期：2024年12月6日（金）～12月28日（土）
  時間：水〜金12:00〜19:00、土12:00〜17:00、火　アポイントメントオンリー
  休廊日：日曜日、月曜日
  会場：The Third Gallery Aya
  住所：大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル2F

■トークイベント
登壇：稲垣智子
日時：12月13日（金）19:30〜21:00
参加費：1,000円
会場：The Third Gallery Aya（定員：12名）＋YouTube配信（後日、視聴可能）
予約：https://forms.gle/QWnkwhgWzz5G15qE8?_imcp=1
 
■パフォーマンス・インスタレーション、アートレッスン

「絵・先生・私・画家・生徒」
2016年から1対1のパフォーマンス作品を展開してきた稲垣は、鑑賞者が絵の先生、生徒、画家といった役割を選び、関係性を再構築するユニークな体験を提供する。このパフォーマンスは、絵画レッスンという形を取りながら、役割と立場の境界を曖昧にし、鑑賞者を単なる観客ではなく作品の一部へと引き込み。従来の「見る」と「見られる」という構図を解体し、自己と他者の新たなつながりを浮かび上がらせる試み。

 

場所：2階ギャラリー
所用時間：1時間程度

 

メニュー：パフォーマンス希望者は、役割を下記3つの中から1つ選択
（1）先生　

生徒役を作家（稲垣智子）が担当。
料金：先生は場所代として1h 4,000円を支払う。生徒（稲垣）は体験代として1,000円を先生に払う。
 
（2）生徒 

先生役を作家（稲垣）が担当。
料金：個人デッサンレッスン1h 6,000円
 
（3）画家
アシスタントを作家（稲垣）が担当。
料金：1h 30,000円
キャンバス使用。完成作品は会場で展示。展示終了後、作品は持ち帰りが可能。

※額つきの場合、料金は額代別途必要
予約：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfNN4sDrcGjs2cOLmiZ53Qq7H2fRraZusUsHZWl-T0azXMgCg/viewform
 
■プロフィール
稲垣智子（いながき・ともこ）
2001年　英国ミドルセックス大学美術学部卒業
2020年　大阪大学大学院アートメディア論修士課程修了
2024年　大阪、神戸在住
 
【関連リンク】
https://thethirdgalleryaya.com/exhibitions/inagaki2024/

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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