飯田橋のRollにて村越としや 写真展 「Untitled ── 海」が開催される。Rollでは3年ぶりとなる。
本展では、2012年3月から撮影を続けている福島県浜通りに面した太平洋の写真の中から、福島第一原子力発電所の核燃料の冷却に使用された汚染水の海洋放出が始まった2023年8月24日から2025年3月16日までの9枚の写真を展示、販売。
村越としや
- 東日本大震災から15年が経つ。 出来事を過去として整理するには十分に長い時間だが、 未だ収拾がつかないことも多く残り続けている。何かが終わったと言うには、あまりに短すぎる時間だ。忘却とは、単に記憶が薄れることではない。 そこにあったはずの軋みのような重力が透明な空白へと変質してしまうことだ。私は、その空白が空白のままであることを見続けるために、 ファインダーを覗き、シャッターを切り、フイルムに光を当てる。簡単には解決されることのない物事に対する、静かな抵抗の痕跡として、私は、その場に立ち、見ることをやめない
村越としやが写した9枚の海を鑑賞する。無題と題された9つの海を鑑賞している。それぞれの海を見て、それぞれの海を見つめる。
- ■展覧会情報
- 村越としや 写真展 「Untitled ── 海」
- 会期:2026年3月11日(水)~4月4日(土)
- 時間:13:00〜19:00
- 会場:Roll
- 休廊日:3月16日(月)、3月27日(金)
■プロフィール
村越としや(むらこし・としや)
1980年、福島県須賀川市生まれ。福島の風景を見続けることを主題とし、個人的な記憶や人間の潜在的な経験、土地に刻まれた記憶が、光と時間、物質の作用によって写真像として定着する過程に立ち会うことを制作の手段としている。2011年の東日本大震災および福島第一原発事故以降、福島県内各地を継続的に訪れ、目に見える風景と見えないもの、変化と矛盾、認識の差異を問い続けている。2009年に自主ギャラリーおよび自主レーベルを設立。現在は大学・専門学校で講師を務める。2011年日本写真協会賞新人賞、2015年さがみはら写真新人奨励賞受賞。東京国立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、福島県立博物館ほかに作品収蔵。
【関連リンク】
https://yf-vg.com/roll/tm_untitled.html
| 出展者 | 村越としや |
|---|---|
| 会期 | 2026年3月11日(水)~4月4日(土) |
| 会場名 | Roll |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。


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