ロモグラフィーは、「Lomomatic 110」に新エディションの「Lomomatic 110 Bellagio Edition」を追加。発売日は2024年10月9日。販売価格は27,880円 (税込) 。
- ■シャープな写り
Lomomatic 110があればもう中古の110カメラを買う必要はない。Lomomatic 110にはMinitar CXマルチコートガラスレンズが搭載されており、シャープな写真を撮ることができる。小さくても力強い、焦点距離23mmのポケットサイズのカメラだ。
■手軽にクリエイティブな撮影が可能
Lomomatic 110は撮影の自由度を保ちつつ、簡単に撮影が楽しめるカメラ。ISO感度、絞り、ピント合わせは手動で変更でき、シャッタースピードは絞りに合わせて自動で設定される。110経験者から初めての方まで、誰でも110フィルムの撮影を楽しめるカメラだ。
ピント合わせは4段階のゾーンフォーカスで、簡単にピント合わせができる。絞りはf/5.6とf/2.8の2段階で設定でき、設定した絞りと撮影シーンの明るさに応じてシャッタースピードが変化する。また、フィルムのISO感度はISO100 / 200 / 400の3段階で自由に設定できるのでLomoChromeシリーズを使ってISO感度を変えて撮影ができる。その他にも多重・長時間露光機能も搭載している。
■専用フラッシュ
Lomomatic 110には専用の取り外し可能なフラッシュが付属している。レンズの絞りの設定に合わせてフラッシュ設定を選択して使用。また、ロモグラフィーならではのカラーフィルターも付属するのでフラッシュの光に色を付けて面白い写真を撮ることもできる。
■110の物語
時は遡ること1972年、安価で使いやすい、ポケットサイズの110フィルムが登場し写真業界に衝撃を与えた。フィルムサイズがとても小さいにも関わらずきれいな写真が撮れる110カメラは、シンプルでありながら高性能で、写真をより身近で親しみやすいものにした。しかし、35mmカメラがより手頃で使いやすくなり、一般的なフォーマットになるにつれ、この小さな110フォーマットは徐々に廃れていき、大手メーカーも2009年までに生産を終了した。
しかし、ポケットサイズの小さな110フィルムをこのまま終わらせていけないとロモグラフィーは思った。110フィルムの生産は全て終了していたが多くの110カメラがまだまだ元気に動いていたはず。そこでロモグラフィーは2012年に110フィルムを発売し、110を復活させた。
モノクロのB&W Orca 110 ISO 100から始まり、それ以降も110フィルムのラインナップをさらに拡大した。現在では、カラーネガ、白黒、そして個性的な描写が特徴のLomoChromeシリーズまで、計7種類の110フィルムが揃っている。これからもロモグラフィーはフィルムを守っていく。
110が愛される理由はたくさんある。軽くてコンパクトで携帯性に優れ手軽にスナップを撮ることができる。フィルムはカートリッジ式なので巻き戻しの必要もなく、撮影の途中でフィルムを交換することもできる便利なフィルムだ。
今となってはロモグラフィーは110フィルムとカメラの唯一の製造メーカーになった。Diana Baby 110とFisheye Babyは、多重・長時間露光、PCシンクフラッシュなどの機能により、110の個性的で実験的な撮影方法を生み出した。そして今、最もでクリエイティブな110カメラのLomomatic 110を開発した。
- ■仕様
フィルム: 110
焦点距離: 23mm
絞り: f2.8, f5.6
シャッタースピード: オート (A) 30s - 1/250 / バルブ (B) 30秒まで
Flash: Lomomatic 110 Flash
ISO感度: 100, 200, 400
多重露光: はい
三脚穴: いいえ
ケーブルレリーズ: いいえ
電池: CR2電池 1本
■製品情報
「Lomomatic 110 Bellagio Edition」
発売日=2024年10月9日
販売価格=27,880円 (税込)
【関連リンク】
https://shop.lomography.com/jp/lomomatic-110-film-camera-flash-bellagio-edition
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