小松浩子『Medeia 2.0』がIndigoより刊行された。
国内外の写真家が切り取った世界中の出来事や社会課題を、ファッションを媒体にして人々に知らせていくプロジェクト「Medeia 1.0」。次のフェーズを示す出版レーベル「Medeia 2.0」は、突き刺すような真実だけではなく、思考と感情の“余白”にフォーカスする。
第4号は写真が持つ物質性を重視したインスタレーション作品を展開する写真家、小松浩子の作品から見えてきた「荒廃」をキーワードに制作している。前号の金村修とは対極ともいえるテーマになっている。今回は彼女の作風でもある物質性を取り入れるため、オリジナルプリントそのものを余白も含めて印刷、プリントの裏面も再現し、かつ連続性のある蛇腹製本にしている。
- 小松浩子『Medeia 2.0 Issue 04』
- 出版:Indigo
- 発行年:2023年
- 判型:274×184 mm
頁数:34頁
製本:ソフトカバー
言語:英語、日本語
エディション:300部
価格:4,950円(税込)
【関連リンク】
https://www.shashasha.co/jp/book/medeia-2-0-issue-04-hiroko-komatsu
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