株式会社カメラのキタムラが運営する新宿 北村写真機店で、2024年6月21日(金)~2024年7月31日(水)の期間、リニューアルオープンする地下1F イベントスペース 「Basement Garally(ベースメントギャラリー)」にて「ライカで見つける 10人の肖像展」が開催。
さまざまな領域で活躍されている写真家10名、赤城耕一氏、木佐貫直人氏、国分真央氏、コハラタケル氏、コムロミホ氏、シン・ノグチ氏、大門美奈氏、ハービー・山口氏、舞山秀一氏、宮脇進氏が撮影したポートレート作品を計10点展示する。本写真展は、同タイミングでリニューアルオープンする新宿 北村写真機店6Fライカブティック誕生を記念して企画した。
- ■ライカで撮影された10点のポートレート
今回の写真展では、数々の著名人を撮影してきた人気写真家ハービー・山口をはじめ、各領域で活躍されている写真家10名が、ライカを使って撮影したポートレート写真を展示する。「ライカで撮影したポートレート写真」というテーマで集まった個性豊かな10点の作品を、どの機材で撮影したのかを確かめながら楽しめる。実際に撮影で使用されている一部の機種は、同日にリニューアルオープンした6F ライカブティックで手に触れることも可能。ライカのカメラやレンズの魅力を、作品・カメラの両面から体感できる。
■会期中には写真家によるトークイベントを開催
また、会期中には写真家によるトークイベントを予定。写真家のカメラや写真に関して対談形式で話す。
●日程
6/22(土) 19:00~20:00:コムロミホ氏×ハービー・山口氏×舞山秀一氏
7/13(土) 19:00~20:00:国分真央氏×コハラタケル氏
7/14(日) 19:00~20:00:赤城耕一氏×大門美奈氏
7/27(土) 19:00~20:00:木佐貫直人氏×宮脇進氏
●会場
東京都新宿区新宿3-26-14
新宿 北村写真機店
地下1 階 イベントスペース「Basement Garally(ベースメントギャラリー)」
●参加費
会場参加:2,200 円(税込)
オンライン配信:1,650 円(税込)
※事後視聴のみ、視聴期間限定の配信。
●申込方法
HP より申込み。
https://www.kitamuracamera.jp/ja/event/leicaportrait-photoexhibitions-0621
※定員に達し次第受付終了
■写真家プロフィール(五十音順)
●赤城耕一
1961年東京生まれ。出版社を経てフリーランスに。エディトリアルではドキュメンタリー、ルポルタージュ、広告では人物撮影が主。また、カメラ・写真雑誌、WEBマガジンで写真のHOW TOからメカニズム論評、カメラ、レンズのレビューで撮影、執筆を行う。各種の写真ワークショップを開催し、芸術系大学、専門学校で教鞭をとる。使用カメラは70年前のライカから、最新型のデジタルカメラまでと幅広い。著書に「赤城写真機診療所MarkII」(玄光社)、「フィルムカメラ放蕩記」(ホビージャパン)など多数。最新刊は「アカギカメラ―偏愛だっていいじゃない」(インプレス)
●木佐貫直人
山梨県甲府市出身。高校3年生の時にカメラを始め、地元山梨の景色を撮影し始める。現在は愛機Leica M10-P、Leica M6を使用し、全国各地で風景を撮影。個展:2022 年 「祖先の眠る島」、2023 年 「Fire&Water」、2023 年「LANDSCHAFT」、2023 年 「Islands」
●国分真央
1990年東京都生まれ。映像制作会社や写真事務所を経て独立。2020年に東京都から山梨県に移住する。書籍の表紙や広告写真、CD ジャケットなど幅広いジャンルで活躍中。独特な色合いと自然が溶け込むような写真が特徴で、独自の世界観を作り上げる。近年はフィルム写真での撮影にも力を入れ、執筆活動も行っている。
●コハラタケル
1984年生まれ、長崎県出身。建築業を経てフリーのライターとして経験を積み、その後フォトグラファーに転身。SNSを含むweb媒体での広告写真を中心に活動する傍ら、山本文緒 『自転しながら公転する』島本理生 『あなたの愛人の名前は』文庫版など書籍カバーにも写真が採用されている。2023年にはライカギャラリー東京・京都にて写真展「撮縁」を開催。
●コムロミホ
文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークに旅を続けている。カメラに関する執筆や講師も行う。またYouTube チャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。カメラや写真が好きな人が集まるアトリエ「MONOGRAPHY Camera & Art」をオープン。
●シン・ノグチ
鎌倉から東京を拠点とするストリートフォトグラファー。中国・上海の毛沢東旧居やロシア市立図書館、フランス・トゥールーズ市立公園などで写真展開催。街中の市井の人々を記録した写真や、自身の三人娘の成長を記録したプロジェクトが、英ガーディアン紙など多くの海外新聞・雑誌で特集され、AppleやHermes、ZARAなどからも撮影依頼を受ける。20周年記念となったFIFDH 2022「スイス・ジュネーブ国際人権映画祭と人権フォーラム」ではメインビジュアルに、また現在、ドイツ・ライカカメラのグローバルキャンペーン「M is M」に起用されており、鎌倉女学院創立120周年記念行事で写真コンクールの審査員を務める。最新の写真集がイタリアから出版。6/30まで予約注文受付中。おもな展示予定に、第15回カナダ・ガスペジー国際写真祭、フランス写真協会主催企画展「Le Baiser: The kiss」など。
●大門美奈
横浜出身、茅ヶ崎在住。写真家としての作家活動のほかアパレルブランド等とのコラボレーションや、カメラメーカー主催の講座・イベント講師、雑誌・WEBなどへの寄稿を行っている。2011年開催の『Portugal』以来、個展・グループ展多数開催。代表作に『浜』・『新ばし』、同じく写真集に『浜』(赤々舎)など。海外や日常のスナップのほか、日本の伝統美や陰影の表現を得意とし、モノクロームでの表現に定評がある。
●ハービー・山口
1950年東京出身、23歳でロンドンに渡り10年を過ごす。一時期現地の劇団に所属し100回の舞台出演をこなす。折からのパンクロックの洗礼を受け、ザ・クラッシュのジョー・ストラマーに「撮りたいものは全て撮るんだ、それがパンクだろう」と言われ座右の銘としている。帰国後も幅広く人々にカメラを向け、幼少期に患った疾病を克服したことで、表現物のテーマを「生きる希望」と定めた。写真の他、エッセイ執筆、ラジオのパーソナリティー、さらにはギタリスト布袋寅泰には数曲の歌詞を提供している。著書多数、2011 年度日本写真協会賞作家賞受賞。2024年日本写真芸術専門学校校長に就任。作家名の「ハービー」は敬愛するジャズフルーティスト、ハービー・マンより
●舞山秀一
1986年よりCDジャケットでアーティスト、雑誌で俳優やモデル、広告キャンペーン等数多くコマーシャル撮影を手掛けてきたが、2010年以降、写真作家としての活動を積極的に取り組み、国内外数多く展覧会を開催。 2004年より日本広告写真家協会・正会員。2014-2023年九州産業大学芸術学部客員教授就任。作品集:1998 「ALIVE」、2003 「PEOPLE」、2004 「garden」、2012 「die Stadt von engels」、2016 「progress」、2023「A MOMENT」
●宮脇進
東京造形大学デザイン科卒。写真家・高梨豊氏と出会い在学中よりアシスタントを務める。卒業後は日本デザインセンターから独立した日本写真工房を経て独立。以後ミュージシャン、俳優、アイドルなどのポートレイト撮影などを中心に手がける。作品撮影のため定期的にパリに滞在する。PROGRESS-M Co.,Ltd 代表取締役。
- ■展覧会情報
「ライカで見つける 10人の肖像展」
会期:2024年6月21日(金)~7月31日(水)
時間:10:00〜21:00
休廊日:会期中無休
会場:新宿 北村写真機店
住所:東京都新宿区新宿3-26-14
【関連リンク】
https://www.kitamuracamera.jp/ja
出展者 | 赤城耕一、木佐貫直人、国分真央、コハラタケル、コムロミホ、シン・ノグチ、大門美奈、ハービー・山口、舞山秀一、宮脇進 |
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会期 | 2024年6月21日(金)~7月31日(水) |
会場名 | 新宿 北村写真機店 Basement Gallery |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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