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横浜のBankART Stationで島袋道浩「音楽が聞こえてきた」が開催

2024/07/13

キューバのサンバ Cuban Samba 2015 ©Michihiro Shimabukuro

 

横浜のBankART Stationで島袋道浩「音楽が聞こえてきた」が開催される。
 
島袋道浩(1969年、神戸生まれ)は1990年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化をみつめ、新しいコミュニケーションやアートのあり方に関する作品を制作してきたアーティストだ。その表現は映像、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる。詩情とユーモアに溢れ、メタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。
 
ヴェニス·ビエンナーレ(2003 & 2017)やサンパウロ·ビエンナーレ(2006)などの主要な国際展に多数参加し、作品はパリのポンピドー·センターやロンドンのテート·モダンなどにも収蔵されている。
 
今回は「音楽が聞こえてきた」というタイトルの下、音や音楽に関連する作品で構成された展覧会を開催する。これまで島袋は作曲家の野村誠や小杉武久、ミュージシャンのカシン、モレノ·ヴェローゾ、アート·リンゼイ、ブラジルの吟遊詩人のへペンチスタなど、さまざまな音に関係する人たちとコラボレーションを行ってきた。日本初公開の「キューバのサンバ」や、関東圏では発表されたことのない作品を含む約10点がBankART Stationの地下空間に会する。

 

キューバのサンバ
キューバ、ハバナのかつて自転車工場だったという場所で展示をすることになった。現場に行ってみると屋根は朽ちて半分以上無く、柱の鉄骨も錆びている。その広大な空間の真ん中あたり、天井を走る水道管は壊れて水が漏れ、コンクリートの床には大きな水たまりができていた。その連続して落ちる水滴の下に、拾ってきた空き缶をいくつか置いてみる。すると心の踊る音がした。音楽が聞こえてきた。
島袋道浩

 

■展覧会情報
島袋道浩「音楽が聞こえてきた」
会期:2024年7月4日(木)~9月23日(月)
時間:11:00〜19:00
休廊日:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は祝日のためオープン、翌日火曜日休)
会場:BankART Station 
住所:横浜市西区みなとみらい5-1
入場料:一般1,000円/大学生・高校生500円/ 中学生以下、及び障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名 無料/ 後日再入場500円

 

■イベント
・オープニングレセプション+野村誠ライブ・パフォーマンス
開催日時:2024年7月5日(金)19:00〜21:00
会場:BankART Station
※当日入場券、本展招待状、Tokyo Gendai VIP Passのいずれかをお持ちで参加
 
・トークイベント
今福龍太 (文化人類学者) × 島袋道浩
開催日時:2024年8月24日(土)19:00〜21:00
会場:BankART Station
参加費:1,000円・要予約(定員100名)
予約先:https://bankart1929.square.site/
 
【関連リンク】
https://bankart1929.com/shimabuku/

展覧会概要

出展者 島袋道浩
会期 2024年7月4日(木)~9月23日(月)
会場名 BankART Station

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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