Galelry街道で松原豊写真展「村の記憶/まえとあと++」が開催される。
今回の企画展示では、写真集『村の記憶』に掲載した作品の展示と共に、東京写真専門学校名古屋校写真学科(現専門学校名古屋ビジュアルアーツ・アカデミー写真学科)在学中に「村」を撮影するきっかけとなった「ふるさとなまりの言葉を添えて」シリーズや、写真集『村の記憶』出版後に撮影した作品などを展示する。
『村の記憶』というシリーズが作品になるために必要だった過程や、三重県の里山に住みながら制作している写真を「村の記憶/まえとあと++」として展開する。
2024年1月に松原が在住地で運営するgallery0369で開催した「村の記憶/まえとあと」展、同年4月開催の大阪豊中・gallery176「村の記憶/まえとあと+」展での展示作品を増減して開催する。
・Gallery街道とgallery0369の共同企画展について
街道メンバーの小松宗光とgallery0369オーナーの松原豊がお互いの写真をそれぞれ東京と三重で展示する企画となる。
今回の松原豊写真展「村の記憶/まえとあと++」に先立ち、2024年4月~5月に小松宗光がgallery0369(三重)にて写真展「Finder 2011-2023/写真集ファインダー・セレクション」を開催した。
共同企画展示担当者 小松宗光(Gallery街道)より
松原さんは三重県でギャラリーと暗室、宿泊ができる古民家が組み合わさった秘密基地的な場所を拠点に活動しています。
私は4月に現地での個展を開催し、松原さんの考え方や活動の一環を肌で感じて、とても刺激を受けることができました。
私は「村の記憶」2011年ニコンサロン新宿(東京)で初めて松原さんの作品と出会いました。この時のモノクロ作品に静寂かつ濃縮された村の佇まいはとても印象的でした。あれから十数年経ち、私は過密した都市風景ばかりを撮る写真家になりました。表層的な一面では私と松原さんは「都市と地方の村」、「ビル群や車と村の人々」といった対極のモチーフを撮っています。今回、松原さんの撮った「村の記憶」がGallery街道に展示され、私自身が何を感じるか、みなさんが何を感じることができるのか、とても楽しみにしています。
■展覧会情報
松原 豊写真展「村の記憶/まえとあと++」
会期:2024年6月15日(土)~6月23日(日)
時間:13:00~19:00
休廊日:6月19日(水)、20日(木)
会場:Galellry街道
住所:東京都中野区中野5-14-5 ハウスポートB1
展示構成:ゼラチンシルバープリント作品による展示/展示図録あり
【関連リンク】
https://kaidobooks.jimdofree.com/exhibition/2024/matsubara06/
出展者 | 松原 豊 |
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会期 | 2024年6月15日(土)~6月23日(日) |
会場名 | ギャラリー街道 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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