東京神田のALTERNATIVE SPACE The White でHelene Lauth「10」が開催

^{Helene Lauth「10」©Helene Lauth}

 

東京神田のALTERNATIVE SPACE The White でHelene Lauth（エレン・ロット）「10」が開催される。
 
「10」は、The Whiteの本拠地である神保町を基に制作している。この街は東京で最も書店が集中している地域であり、作者はそれを古典や現代書、日本の本から洋書など様々な書籍が並ぶ、移動するアーカイブと捉え、いつかこの地区で実地作業を行いたいと考えていた。
 
作者はこの展示は単なる終着点ではなく、始点として捉える。パリから、東京での10年間の写真を振り返り、19回の旅行で街を彷徨いながら（歩行、ランニング、交通機関、車など）撮影された直感的な写真群を、移動するアーカイブの概念に沿って展示する。

 

異なるソースと種類の画像が、肉体的記憶、直感、感受性、動き、空間のプロセスをどのように明らかにするのか？　感情と記憶が時間の経過とともに瞬間、建築物、物体、人々をどのように捉えるのか？　画像が執着の度合いまで繰り返されるようになるのはなぜなのか？　この写真群は何の無意識の仕事をするのか？　これらが生み出す物理的、視覚的、嗅覚的、音響的な痕跡は何なのか？　場所、感覚、色の記憶が画像を再集合させ、精神的に私たちを動かす方法は何なのか？　この直感的な作業が、東京を見る際に私を無意識的および意識的に「層」（重なり）の問題に導いた方法は何なのか？

 

■展覧会情報
Helene Lauth「10」
会期：2024年4月16日（火）～4月27日（土）
時間：13:00〜19:00
休廊日：日曜日、月曜日
会場：The White
住所：東京都千代田区猿楽町2−2−1 #202
 

■プロフィール

Helene Lauth（エレン・ロット）

1982年生まれ。研究ベースのデザインスタジオ、ln lauthを設立。デザインという分野を形成する歴史的、建築的、美学的、社会的、地理的な力を調査。スタジオの活動は、プロダクトデザイン、ファッションデザイン、空間デザイン、ビジュアルワークなど、幅広い類型と手法を包含している。ボルドー美術大学でデザイン、パリのESAAデュプレ校でファッションを学び、スタジオのビジョンと手法を根付かせた。高級ファッションブランド、イノベーション・ラボ、現代振付家、職人、建築家、自治体、アートギャラリーなど、さまざまな分野とのコラボレーションを行なっている。
主なグループ展：2023年、BETTER TOGETHER、STUDY、Salon del Mobile Spazio Fonte（ミラノ、イタリア）。2022、FUJI TEXTILE WEEK、ONGOING 2、（富士吉田、日本）。2016, FLOWER HUDDLE, IMPOSSIBLE BOUQUET The Mass Gallery（東京、日本）. 2016 MONC, PLAN B, （ベルジュラック、フランス）. 2012 ST Etienne INTERNATIONAL DESIGN BIENNIAL, LE GRAND APPARTEMENT （ セイント・エティエンヌ、フランス）, 2009, LES RENCONTRES D'ARTIGUES, COCON, （ボルドー、フランス）. 主な個展：2022年、OVER （T）HERE BEYOND、IE（札幌、日本）、ONGOING、SARUYA（富士吉田、日本）、WONDERINGS、The pole Gallery（パリ、フランス）（東京、日本）。2016 WILD SERIES、SO gallery（東京、日本）。
 
【関連リンク】
https://www.the-white-jp.com/exhibition/2024/0416/?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=Apr%2c2024_Heleneさん&utm_medium=email

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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