佐藤美幸「紋を受け継ぐ十一代目 豊竹若太夫」©Miyuki Sato
大阪のギャラリー・ソラリスで佐藤美幸写真展「紋を受け継ぐ十一代目 豊竹若太夫」が開催される。
浄瑠璃語り(太夫)、三味線、人形遣い。この三業が融合し生みだす伝統芸能、それが文楽だ。中でも浄瑠璃語りでは、竹本義太夫の「竹本座」と、その弟子、初代豊竹若太夫が作った「豊竹座」が、今も脈々とその系譜を残し、舞台の幕にも二つの紋が染められている。そして今年、「豊竹座」の紋を付けることが許される、たった一人の太夫が57年ぶりに誕生する。六代豊竹呂太夫が十一代豊竹若太夫を襲名するのだ。
「いまが、人生でいちばん稽古しているんですわ」
人生でいちばんが今だ、と言い切れるその強さとしなやかさ。その志に魅了され、どのように十一代若太夫になっていくのかを見たい、写真に残したいとその姿を追いかけたと作者は語る。 襲名披露公演に向けた約半年間、覚悟を持って襲名に臨む、豊竹呂太夫としての有終、豊竹若太夫への胎動を展示する。
- ■展覧会情報
佐藤美幸 写真展「紋を受け継ぐ十一代目 豊竹若太夫」
会期:2024年4月9日(火)~4月21日(日)
時間:11:00〜19:00
休廊日:4月15日(月)
会場:ギャラリー・ソラリス
住所:大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F
【関連リンク】
https://solaris-g.com/portfolio_page/240409/
出展者 | 佐藤美幸 |
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会期 | 2024年4月9日(火)~4月21日(日) |
会場名 | ギャラリー・ソラリス |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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