東京目白のTALION GALLERYで石川卓磨「悲劇と色彩」が開催

東京目白のTALION GALLERYで石川卓磨「悲劇と色彩」が開催される。
 
石川卓磨はこれまで、写真や映像における事実と虚構、記録と表現の狭間にある、メディアそのものが孕む批評性を捉えながら制作し、作品化してきた。映画や古典絵画の成り立ちを想起させる写真や、近年はとくに連続写真を映像の一コマのフレームとして繋いだ映像作品などを発表してきた作家は、新型コロナウィルスのパンデミックが発生した2020年以降、その制作を写真作品へと回帰させている。
 
コロナ禍での行動や意識の変容によって、あらためて生活と制作の関係を見直したという石川は、「写真」というメディアの持つ、持続的な時間や思考を断片化する覚書のような特性が、どのような作用を自身にもたらすのか、あるいは美術においてどのように有効となるかを再考している。
 
本展は「悲劇と色彩」と題され、個人的な生活圏にある被写体を用いたイメージを扱いながら、その視覚作用や寓意の組み立てによって、社会的なナラティブと結びつく新たな作品シリーズを主軸に構成されている。

 

• ■展覧会情報
  石川卓磨「悲劇と色彩」
  会期：2024年3月2日（土）～3月24日（日）
  時間：11:00〜19:00
  休廊日：月曜日、火曜日、祝日
  会場：TALION GALLERY 
  住所：東京都豊島区目白2-2-1 B1
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  ■関連イベント
  ギャラリートーク「受動性の権利」
  日時：2024年3月3日（日）17:00〜19:00
  出演：冨井大裕、百瀬文、石川卓磨
  会場：TALION GALLERY
  定員：30名（参加費無料・要予約]）
  ※定員に達し次第締切
  参加費：無料（要予約）
  予約方法：件名を「3月3日ギャラリートーク予約申込」とし、名前、参加人数、メールアドレス、電話番号を記入の上、info@taliongallery.comまでメールを送付。

 

【関連リンク】
https://taliongallery.com/jp/upcoming/

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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