 
				「TAMRON フォトコンテスト 2023」の審査結果が発表された。
 
応募された作品点数は、総点数6,825点(「総合部門」5,287点、「マクロ部門」1,538点)となった。「総合部門」審査員の熊切大輔氏、「マクロ部門」審査員の並木隆氏による厳正なる審査の結果、入賞作品41点が決定した。
 
総合部門金賞「意志」森川 貴典さん

熊切 大輔氏(写真家)による評
今回もバラエティに富んだ作品が多く集まりました。
劇的な瞬間から何気ない日常まで、世の中には本当にドラマチックなもので溢れているのだなと改めて気付かされました。それを更にフォトジェニックに写し出すことによって、物語を更に深めて魅せる事ができるのが写真の魅力なのではないでしょうか。
そして今回の皆さんの作品に多く共通するのは「光」の表現です。写真の原点的被写体ですが、それをより強く、より印象的に写し出した作品が多く見受けられました。その光の表情を演出するのが「影」の存在です。まさに陰影をバランスよく使った表現が、それぞれの個性を生み出しているような気がします。
いずれにしてもレベルの高い力作ぞろいで、最後まで楽しく審査する事ができました。
マクロ部門金賞「椿への瞳」池田 孝保さん

並木 隆氏(写真家)による評
水滴は丸いもの、という概念を完璧に崩された金賞の作品には本当に驚きました。キレイな被写体をわざわざ探しに行かなくても身近なところにあるんだなと再認識させられる作品でした。
このように見過ごしているところに目を向ける視点も大事ですし、被写体を見て何をどう感じたのかを明確にしている作品は、おのずとレベルの高いものに仕上がっていきます。
上位入賞作品ほど作品を見れば何を表現したかったのかが一目瞭然です。それを養うにはとにもかくにも観察力。キレイだなと思う被写体を見つけたらじっくり観察して、何をどうキレイだと思ったのかを感じましょう。キレイ以外に感じるところがなければ、どこでも見ることのできるあなたにとってそれほど魅力的な被写体ではないということです。
技術やテクニックもレベルの高い作品を撮るには必要ですが、それ以上に深く感じる被写体と出会いましょう。
【関連リンク】
https://www.tamron.com/jp/consumer/sp/contest/tamronphotocon2023/result.html
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