Photo & Culture, Tokyo
コラム
top ニュースピックアップ北海道東川町「写真の町」40周年誌が、第13回ふるさとパンフレット大賞にて「地域活性化センター賞」を受賞

北海道東川町「写真の町」40周年誌が、第13回ふるさとパンフレット大賞にて「地域活性化センター賞」を受賞

2025/12/29

写真の町40周年を記念し、2025年6月1日に発行された冊子『東川町「写真の町」40周年誌 ちいさな町の、おおきな歩み』が、地域活性化センターが主催する第13回「ふるさとパンフレット大賞」において「地域活性化センター賞」を受賞した。

 
全国各地から90媒体の応募があった中から、受賞7作品のひとつに選出された。受賞特典として、都営大江戸線六本木駅構内ホームビジョンに2026年2月9日~15日まで掲載される予定。

 

  • ■審査委員コメント
    今や東川町のまちづくりの“根っこ”となった「写真の町」。その記念誌だから「過去の受賞作品を集めたPHOTO BOOKでは?」といった安易な予想は完全に裏切られた。 「写真の町」誕生から40年。取組みを長年支え続けてきた町の人々の歩みと、過去の審査委員、受賞者、参加者を 漏れなく書き残すことで、「写真の町」に関わったすべての人々が積み重ねた価値とその想いを、将来の町の担い手へ とつないでくれる“小さな大作”である。
  •  
  • ■受賞団体(東川町)コメント
    このたびは、この冊子に評価をいただき、心より感謝申し上げます。
  • 北海道の中央に位置する小さな町、東川町が「写真の町」を宣言してから40年という節目に制作した冊子です。人口8,700人ながら、30年間人口が少しずつ増え続け、現在は「地方創生の成功例」としても注目される東川町ですが、その根幹にはこの「写真の町」が重要な役割を担ってきました。冊子では、「そもそも何故写真の町なのか?」「町にとってどういう意味・価値があるのか」などを、「写真」そのものに興味がない方や町民でも読みやすい形で届ける工夫をしながら、文化での町づくりがどういう意味や価値を持つのかを見つめ直した1冊です。東川町の「文化での町づくり」の実践には、歴史の積み重ね方や町民と行政の関係性の中に、他の自治体にも活かせる多くのヒントがあるはずだと信じています。
  • この度、制作に関わってくださった多くの方々にも感謝申し上げます。今回の受賞を通じて、東川町と「写真の町」が多くの方々へ伝わる機会となることを期待しています。今回の受賞を励みに、これからも地域に根ざした文化の価値を見つめ続けていきたいと思います。

 

地域プロモーションアワード2025「ふるさとパンフレット大賞(第13回)」
ふるさとの魅力を発信するプロモーションを支援するため、地域の魅力を独自のセンスで発信している優れたパンフレットを表彰し、全国に紹介する「ふるさとパンフレット大賞」を平成25年度から開催。全国各地の趣向を凝らしたパンフレットを募集・表彰するもの。

 

【関連リンク】

地域プロモーションアワード2025:https://www.jcrd.jp/publications/pamphlet/2025/

東川町 「写真の町」40周年誌 掲載ページ:https://higashikawa-town.jp/portal/top/panel/178

関連記事

PCT Members

PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。

特典1「Photo & Culture, Tokyo」最新の更新情報や、ニュースなどをお届けメールマガジンのお届け
特典2書籍、写真グッズなど会員限定の読者プレゼントを実施会員限定プレゼント
今後もさらに充実したサービスを拡充予定! PCT Membersに登録する