渡邊耕一「毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー」 ©︎ WATANABE Koichi
相模原市民ギャラリーで渡邊耕一「毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー」が開催される。
昆答刺越兒發(コンタラエルハ)という謎の薬草に取り組んだシリーズが受賞致しました。「薬」としての植物の側面に着目し、世界中で取引される商品として資源化される植物の姿を浮き彫りにします。その道行は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に翻弄され、治療法を求め続けるわれわれの姿と重なります。人類の活動が大規模な環境の変化をもたらした「人新世」に突入する中、人間と自然の関わりから現在を生きる術を思考する作品です。
前作のシリーズ〈Moving Plants〉では、欧米諸国で日本原産の植物イタドリが外来侵略植物として恐れられていることを知ったことから、ヨーロッパやアメリカへの撮影を敢行。身近な植物の背後に広がる人間と植物との歴史、近代の複雑な流通やそのネットワークに行き着きました。人間が動くと植物も動くという当たり前の事実を改めて認識しました。
■展覧会情報
渡邊耕一「毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー」
会期:2023年10月6日(金)~10月23日(月)
時間:10:00〜19:00
休廊日:水曜日
会場:相模原市民ギャラリー
住所:〒252-0231 神奈川県相模原市中央区相模原1-1-3 セレオ相模原 4F
■フォトシンポジウム・ギャラリートーク2023「新たな時代と向き合う写真」
日時::10月7日(土)15:45〜16:15
場所:杜のホールはしもと 多目的室(ミウィ橋本8F)
料金:無料(事前申込不要)
コーディネーター:伊藤俊治(東京藝術大学名誉教授、美術史家、美術評論家)
登壇者:渡邊耕一、ERIC、宛超凡、西野嘉憲
【関連リンク】
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/bunka/1022291/photocity/index.html
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/776/2023/tirasi2023.pdf
出展者 | 渡邊耕一 |
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会期 | 2023年10月6日(金)~10月23日(月) |
会場名 | 相模原市民ギャラリー |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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