top 本と展示展覧会ピックアップ富士フイルムイメージングプラザ大阪ギャラリーで七咲友梨写真展「あの人のまち」が開催

富士フイルムイメージングプラザ大阪ギャラリーで七咲友梨写真展「あの人のまち」が開催

2023/08/23

富士フイルムイメージングプラザ大阪ギャラリーにて、七咲友梨写真展「あの人のまち」が開催。

 

  • わたしはよくカメラを持って旅をします。各地を訪ね写真を撮る中で感じるのは、⼈の営みが⼟地の景⾊をつくっているということ。庭や畑を⼿⼊れし、道具を扱い、暮らしの場所を整えていく。⼈が⾏き来した場所は道になる。時を超えて積み重ねてきた⾏為が、⽬の前の⾵景を⽣み出している。
  • そうした美しさを発⾒し記録することが、写真にはできると感じます。
  • 今回の旅先は宮崎県。ずっと訪ねたかった友⼈に会いに⾏ってきました。彼⼥はヨガや⾳楽を愛し、野草を摘んでバームをつくったり、暮らしを⼯夫する達⼈。そんな彼⼥の⽇々を⼊⼝として、ひとの暮らしの場や、野⽣⾺たちが暮らす岬へと向かいました。
  • スケールの⼤きな⾃然の中にひとり⾝を置くことも、わたしにとっては⼤切なことです。⾃分のちっぽけさを感じて謙虚になれるからです。その気持ちはどこか落ち着かなさをはらみますが、怖さに似たその感覚は美しさと近い場所にあると感じます。
  • カメラを持つと発⾒しようという感覚が働きます。⼈や場所を訪ね、わざわざ撮りに⾏くことは、この世界を深く味わう⾏為。カメラは旅のきっかけにもなるし、旅そのものをより深く⾊濃い体験にしてくれます。

 

■展覧会情報

七咲友梨写真展「あの人のまち」

会期:2023年6月28日(水)~8月28日(月)

時間:10:00~18:00(最終日は14:00まで)

休廊日:火曜日

会場:富士フイルムイメージングプラザ大阪 ギャラリー

住所:〒542-0076大阪府大阪市中央区難波2-2-3 御堂筋グランドビル2階

 

■プロフィール

七咲友梨(Yuri Nanasaki)

島根県出⾝。役者として映画、ドラマ、舞台、CMなどで活動。その後、写真家・横⽊安良夫⽒に師事し独⽴。演劇経験で培った⼿法を活かし被写体に向き合う。ポートレイトや国内外の旅や暮らしの写真を中⼼に雑誌、広告、書籍、webなどの分野で活動。CM、ミュージックビデオ、映画などの映像撮影も⼿がけ、松浦弥太郎⽒(エッセイスト)初監督作品の映画「場所はいつも旅先だった」では映像・写真の撮影を担当(2021年10⽉公開)。

個展「朝になれば⿃たちが騒ぎだすだろう」他、グループ展多数。これまでの出版物に「No where,but here」(ShINC.BOOKS/Bis.)。「朝になれば⿃たちが騒ぎだすだろう」(1.3h/ イッテンサンジカン 刊)「どこへも⾏けないとしても」(1.3h/ イッテンサンジカン 刊)など。

 

【関連リンク】

https://imagingplaza.fujifilm.com/osaka/gallery/230628/index.html

展覧会概要

出展者 七咲友梨
会期 2023年6月28日(水)~8月28日(月)
会場名 富士フイルムイメージングプラザ大阪

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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