ライカカメラジャパン株式会社は、コハラタケルの写真展をライカギャラリー東京およびライカギャラリー京都にて2023年5月27日(土)より開催している。
「撮縁(さつえん)」と題して東京と京都にて同時開催される本展では、日常の世界観とリンクしたポートレート、そしてソーシャルメディアやウェブでの発信から著名作家の書籍カバーまで手掛ける写真家 コハラタケルが、新製品「ライカQ3」で本展のために撮りおろしたスナップおよびポートレート作品を展示する。
- 撮るひと・撮られるひとからはじまったコハラと妻・樹里との関係性、そしてスナップ作品にちりばめられたクリエイティビティ。その世界観をぜひご体感したい。
ひとりの人間を撮り続けることの難しさ。深く、そして切なく。私が余計な変化を求めたがために向き合うことができず、逃げていた。愛する妻にさえ、伝えられなかった。
私が追い求める写真について、彼女が理解してくれると思い込んでいた。しかし、彼女には彼女の人生があり、私には私の人生がある。それぞれが自分の道を進むことに気づくまで、随分と時間がかかった。
私たちは一般的な恋愛から始まった関係性ではなく、撮るひと・撮られるひとから始まった。今回の展示では私たちにしか撮れない写真を追求するためにも撮影の“中”と“外”を明確に分ける必要があった。プライベートな写真を一切封印し、出会った頃と同じように撮るひと・撮られるひとの関係性に戻って撮影を行った。しかし、あなたと過ごす時間や場所には、私たち二人にしかない空気感がある。
樹里へ。
私はあなたを妻として、そして被写体としても愛していることを、改めて伝えたかったのです。
【展示情報】
コハラタケル写真展「撮縁(さつえん)」
会期:2023年5月27日(土)〜 8月27日(日)
休館:月曜日
※会期・休館日は2会場とも同じ
会場:
ライカギャラリー東京 (東京都中央区銀座6-4-1 ライカ銀座店2F)
ライカギャラリー京都 (京都府京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2F)
【プロフィール】
コハラタケル
1984年生まれ、長崎県出身。建築業を経てフリーランスのライターとして経験を積み、その後フォトグラファーに転身。#なんでもないただの道が好き を発案するなど、日常の世界観とリンクしたエモーショナルでチャーミングなポートレートでも知られる。SNSを含むweb媒体での広告写真を中心に活動する傍ら、山本文緒『自転しながら公転する』や、島本理生『あなたの愛人の名前は』(文庫版)など、書籍カバーにも写真が採用されている。
【関連リンク】
ライカギャラリー東京 https://bit.ly/TK_Tokyo
ライカギャラリー京都 https://bit.ly/TK_Kyoto
出展者 | コハラタケル |
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会期 | 2023年5月27日(土)〜 8月27日(日) |
会場名 | ライカギャラリー東京 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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