エプサイトギャラリーでは、94歳のフォトグラファー・西本喜美子さんの特別企画展を開催する。
西本喜美子は72歳で初めてカメラに触り、撮影と画像処理の技術を習得した。2011年、82歳のときに熊本県立美術館分館で初の個展を開催。画像処理ソフトを巧みに使ったデジタルアート作品や、自虐を交えたユニークな自撮り写真が注目され、活躍の場を広げている。
2017年、当時、東京・新宿にあった『エプソンイメージングギャラリー エプサイト』での個展では17ヵ国のマスコミから取材が殺到し、エプサイトの歴代来館者数の記録を更新するなど大きな話題となった。
高齢でありながらも高度な撮影技術、デジタルスキルを駆使し創られた作品、そして観る人を笑顔にする作風は、若い世代からシニア層まで、世代を超えて共感され続けている。
遊び心を忘れずに、おおらかに写真と創作活動を楽しむスタンスと、今もなお、仲間を増やしながら新しいチャレンジを続ける喜美子さんの作品は、見る人に「何かを始めるのに遅いことはない」という気づきと勇気を与えてくれる。
本展は喜美子さんの代名詞ともいえるユーモア溢れる自撮り写真と、知られざるイラスト作品を合わせて展示する。
- ■開催概要
西本喜美子「もっと遊ぼかね!
会期:2023年4月21日(金)~5月24日(水)
時間:11:00~18:00- 会場:エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
休館:日曜日、5月3日(水)、5月4日(木)、5月5日(金)
【プロフィール】
西本喜美子(にしもと・きみこ)
1928年生まれ。1946年に美容学校を卒業、美容院を開業。1950年に競輪選手に転身し、1955年に引退、結婚。専業主婦として3人の子を育て上げる。1997年、72歳のとき、アートディレクターで写真家の長男・和民氏が、熊本県で写真教室「遊美塾」を開校すると、2000年に自身も入塾。カメラを始める。ユーモアあふれる自撮り写真が人気を呼び、2011年に熊本県立美術館分館で初個展を開催。2016年、88歳にして初写真集『ひとりじゃなかよ』(飛鳥新社)を出版。2017年に『エプソンイメージングギャラリー エプサイト』で開いた個展では17ヵ国のマスコミから取材を受け、世界中から注目を浴びる。2018年にInstagramを開始。フォロワー数は31万人を超える。2023年3月、『94歳、自撮りおばあちゃん やりたい放題のひとり暮らし』(宝島社)を出版。
https://www.instagram.com/kimiko_nishimoto/?hl=ja
【関連リンク】
https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2023/0421/
出展者 | 西本喜美子 |
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会期 | 2023年4月21日(金)~5月24日(水) |
会場名 | エプサイトギャラリー(エプソンスクエア丸の内併設) |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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