東京・調布市仙川にある東京アートミュージアムで「フィルムフォトのアクチュアリティー」が開催される。
誰しもが映像を撮影し、即時に世界に発信できる現代において、フィルムフォトの作品はどのようなアクチュアリティー(現実性 )があるのか。
本展はフィルムカメラを用いたストレートフォトグラフィーの作品と、写真家同士の対話を通じて、その重要性や可能性を探る。由良 環、船木菜穂子、小平雅尋三人の写真家はキャリアの始まりからフィルムカメラを使い続けているが、それが作品の内容と深く結びついているだけでなく、時代の変化とともにフィルムで撮ることに対してより自覚的になっているようだ。
作家たちは対話の中でこう述べる。
「シャッターを押したことは、種を撒いたに過ぎない」(由良)
「撮った時の感触が良かったら、見るまでずっといい気分。」(船木)
「自分が思い描くものとは別の答えが導かれる。」(小平)
これらは作品の中でどのように活かされているのか。本展は写真というメディアの在り方について、改めて考える機会となることだろう。
- ■展示概要
- 「フィルムフォトのアクチュアリティー」
- 参加アーティスト:由良環、船木菜穂子、小平雅尋
- 会期:2023年4月1日(土)~2023年6月25日(日)
- 時間:11:00 〜 18:30(5月13日は15:30まで)
- 会場:東京アートミュージアム
- 休館日:月曜日、火曜日、水曜日(夏期・年末年始・展示替え期間は休館)
入場料:一般 500円、大学生・高校生 400円、中学生・小学生 300円
■トークイベント
日時:2023年5月13日(土)16:00〜17:30
定員::30名 *要予約
料金:無料(要入場料)
【関連リンク】
http://www.tokyoartmuseum.com
出展者 | 由良環、船木菜穂子、小平雅尋 |
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会期 | 2023年4月1日(土)~2023年6月25日(日) |
会場名 | 東京アートミュージアム |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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