2023年2月24日(金)から3月12日(日)までコミュニケーションギャラリーふげん社にて、2021年34歳で夭逝した写真家・下川晋平の作品集『Neon Calligraphy』(出版:東京綜合写真専門学校出版局(TCP PRESS)/発売:ふげん社)の刊行を記念した展覧会を開催する。
1986年長野県生まれの下川は、慶應義塾大学総合政策学部でイスラム文化を学んだ後、2011年には東京綜合写真専門学校に入学、その後、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻で現代美術を学んだ。
本作〈Neon Calligraphy〉は、 イランの都市にひしめく商店のネオン看板にカメラを向けたシリーズで、生前、2020年にニコンサロンで発表された作品だ。神の言葉を可視化する「書」が町中で発光する、聖と俗が入り混じるイスラム世界独特の風景が展覧される。
会期中には、写真評論家の飯沢耕太郎氏、写真家の伊奈英次氏、イスラーム研究者の奥田 敦氏によるギャラリートークを開催する。
- 【開催概要】
会期:2023年2月24日(金)〜3月12日(日)
火〜金 12:00〜19:00
土・日 12:00〜18:00
休廊:月曜日
会場:コミュニケーションギャラリーふげん社
住所:東京都目黒区下目黒5-3-12
TEL:03-6264-3665
【写真家プロフィール】
下川晋平 Shimpei Shimokawa
砂漠と「北」を主なフィールドとする写真家。1986年長野県北安曇生まれ。慶應義塾大学総合政策学部で奥田敦教授に師事。アラビア語、イスラム文化を学ぶ。2011年東京綜合写真専門学校夜間部に入学、伊奈英次に師事。2012年、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻入学。2020年ニコンサロンで下川晋平写真展「Neon Calligraphy」を開催。2021年持病のクローン病が悪化し、永眠。
【イベント】
ギャラリートーク 飯沢耕太郎(写真評論家)×伊奈英次(写真家)×奥田敦 (イスラーム研究者)
日時:2月25日(土)15:00〜16:30
会場:コミュニケーションギャラリーふげん社
参加費 1000円(会場観覧・オンライン配信)
チケットはオンラインストアから購入
https://fugensha-shop.stores.jp
※アーカイブ視聴可能期間は2023年3月26日(日)まで
【新刊写真集】
下川晋平『Neon Calligraphy』
発行人:伊奈英次
発行:東京綜合写真専門学校出版局
発売:ふげん社
テキスト:飯沢耕太郎、都築響一、奥田敦
監修(アラビア文字関連):奥田敦
翻訳:ララビー・ハート/協力:下川家一同
編集・デザイン:岡田奈緒子・小林功二 (Lamplighters)
印刷・製本:渡辺美術印刷株式会社
仕様:216×303mm /上製本64ページ
定価:3,850円(本体3,500円+税)
2023年1月1日発行
【関連リンク】
https://fugensha.jp/events/230224shimokawa/
出展者 | 下川晋平 |
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会期 | 2023年2月24日(金)〜3月12日(日) |
会場名 | コミュニケーションギャラリーふげん社 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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