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東京新宿のphotographers’ galleryで岸幸太写真展「連荘3」を開催

2023/01/27

東京新宿のphotographers’ galleryで岸幸太写真展「連荘3」が開催される。
 
岸幸太は、大阪の釜ヶ崎、東京の山谷、横浜の寿町を15年にわたって撮影した写真集『傷、見た目』(写真公園林)を2021年3月に刊行して以降、「連荘」と題した写真冊子シリーズの刊行と写真展の開催を、同年7月から継続して展開している。
 
『傷、見た目』の撮影地に加えて、隣接する大阪市生野区や浪速区、東京都荒川区や墨田区、川崎市川崎区などへも撮影地を拡げる「連荘」は、写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みだ。
 
第3回となる本展は、大阪市南部や川崎市臨海部、沖縄市や千葉市の歓楽街などで撮影された写真で構成されている。古びた白いモルタル壁、公衆便所の前に座り込む人、長く使い込まれたブルーシートの住まい、閑散としている社交街の路地などの写真からは、街の中で普段私たちが見過ごしてしまうような人の姿や物の在りようを観念や感情の向こう側で注視する作者の一貫した姿勢が感じられる。
 
【同時刊行】
『連荘3』 A4判/中綴じ/カラー36頁/定価1,500円+税
発行:KULA 発売:photographers’ gallery  2月1日発売
 
【展示概要】
期間:2023年2月1日(水)〜2月20日(月)
時間:12:00 〜 20:00 会期中無休
住所:東京都新宿区新宿 2-16-11-401
 
【写真家プロフィール】
岸幸太(きし・こうた)
写真家。1978年、千葉県⽣まれ。2003年、東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。2003年よりphotographers'galleryに参加。多くの活動に携わるなか、『photographers' gallery press no.14』(2019年)では、編集責任を務める。個展、グループ展多数。『welcome』(photographers' gallery 、2004年)、『ガラクタと写真』(私家版、2014年)、『Baseball』(私家版、2014年)、『GAREKI Heart Mother』(私家版、2016年)、『傷、⾒た⽬』(写真公園林、2021年)、『連荘』(KULA、2021年〜)。「VOCA展2015」奨励賞、さがみはら写真新⼈奨励賞(2022年)を受賞
 
【関連リンク】
https://pg-web.net

展覧会概要

出展者 岸幸太
会期 2023年2月1日(水)〜2月20日(月)
会場名 photographers’gallery

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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