日本最大級のリユースデパート「KOMEHYO」を展開する株式会社コメ兵(以下、KOMEHYO)は、2023年1月18日(水)~31日(火)に西武池袋本店に“平成レトロ”をテーマとした、90~00年代のカメラや楽器を集めたPOPUPを出店する。コンパクトカメラなどのフィルムカメラ、ギター、ベースが合計100点集結する。
KOMEHYOが扱う中古カメラ、ギターは、メーカーの値上げで買取価格が上昇している。それに伴って、中古での販売価格も上昇しているが、オンラインを経由した中古カメラの年間販売点数は、コロナ以前の2019年と比較して1.2倍、中古ギターで同1.5倍になるなど人気は高まり続けている。
この背景には、昨年から続く「平成レトロ」ブームがある。当時を知る人には“懐かしく”、Z世代を中心とした若年層には“新しく”感じられ、あらゆる世代の「好奇心」を刺激している。中古ブランド品をメインとするKOMEHYOが趣味のアイテムであるギター、カメラを「平成レトロ」をテーマに編集した関東初開催の企画だ。
十数年前まではフィルムカメラのメインユーザーは、デジタル化移行が難しいシニア層だった。しかし、昨今では細部まで写りすぎず、温かみのある描写や現像までのアナログな過程も含め新鮮に感じられることから、Z世代にフィルムカメラが人気となっている。KOMEHYOでも、1990年に発売され当時の高級コンパクトカメラブームの火付け役となった「CONTAX T2」の買取価格が5年前と比較して3.5倍となるなど人気が上昇している。
今回のPOPUPでは、各メーカーが趣向を凝らした多彩な製品が活発に投入され盛況を見せていた平成元年から15年頃までのフィルムカメラを中心に集めた。
コロナ禍によって、40~50代を中心に趣味に投資する人が増えた。10~20代で憧れていたアーティストの愛用ギターやバンドサウンドを懐かしみ、再現したいというニーズから、当時J‐ROCKジャンルを牽引したバンドモデルに注目が集まっている。また、現在国内製造しているギターメーカーはわずかなのに対して、90~00年代当時は国内のギター工場によって製造されていたものも多く、その品質の高さも人気を後押ししている。
今回のPOPUPでは、HR/HMムーブメント、バンドブーム、青春パンク、ヴィジュアル系、メロコアなどバブル期から2000年代初頭にかけてミュージックシーンを彩ったフェルナンデスやESP、B.C.Rich、JacksonなどのUSEDギター、ベースを約50本集めた。また、当時のミュージシャンモデルが愛用したピック、サブスクリプションでは聴くことができない曲を含む8㎝シングルCDなども販売する。
【出品予定品の一部】
MINOLTA TC-1 販売価格 140,000円(税込)
PENTAX ESPIO 120SW Ⅱ 販売価格 20,000円(税込)
Canon EOS-1V 販売価格76,000円(税込)
CONTAX G1+PLANAR G45mm F2+TLA140 販売価格133,000円(税込)
MINOLTA PROD-20S 販売価格29,000円(税込)
RICOH GR1V 販売価格 114,000円(税込)
【開催概要】
企画名称: 「平成レトロ カメラ&ギターミュージアム」
開催期間: 2023年1月18日(水) ~ 31日(火)
開催場所: 西武池袋本店 5階(中央A6)=イベントスペースNEWS
営業時間: 午前10時~午後9時 [日・祝休日]午前10時~午後8時
取扱商品: ギター、ベース、フィルムカメラ、CD、ピックなど
商品点数: 合計100点(USEDギター・ベース50点、USEDカメラ50点)
※詳細問い合わせ KOMEHYOカメラ・ギターフロア 052-211-8008
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