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禪フォトギャラリーでジェレミー・スティグター写真展「植田氏を訪ねて」が開催

2022/12/23

禪フォトギャラリーは12月24日（土）までジェレミー・スティグター写真展「植田氏を訪ねて」を開催中。

昨年7月に刊行し絶賛発売中の同名写真集『植田氏を訪ねて』と未収録作品より選りすぐりの20点の作品を展示する。

一九九三年の秋、私は写真家、植田正治氏を訪ねた。

植田氏の住む米子市に、東京から電車に乗って、夕方頃に到着。

翌日、植田氏が設立、運営されていた写真館を訪れ植田氏にお会いした私は、人々に忘れがたいほどの印象を植田氏が植え付けた砂丘という場所で、彼の写真を撮らせて頂きたい、という旨の内容に幾つかの質問を添えた挨拶状（日本語）を彼に渡した。[......]

お茶を飲みながら、少し話をした後に、彼の友人の運転で砂丘へと向かった。

―ジェレミー・スティグター

【展示概要】
会期：2022年12月2日（金）〜12月24日（土）
火曜日〜土曜日 12:00〜19:00　

日・月・祝祭日休廊
住所：東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル208号室
電話：03-6804-1708

【写真集情報】
ジェレミー・スティグター写真集『植田氏を訪ねて』
20.4 × 17.0 cm
136ページ
禪フォトギャラリー刊（2021）
ソフトカバー
日本語、英語、フランス語
通常版：5,500円（税込）
特装版：29,700円（税込）

【写真家プロフィール】
ジェレミー・スティグター
1958年、オランダ・ハーグ生まれ、現在フランス・パリ在住。1986年に東京でエド・ファン・デア・エルスケンと出会ったことにより写真を始める。90年代から精力的に作品を発表し始め、93年には東京・日本橋にあったツァイト・フォト・サロンにて個展を開催。その際にオーナーの石原悦郎氏に植田正治氏を紹介され、「植田氏を訪ねて」制作の発端となった。2005年、ローマ国立近代美術館にて個展「Hito Bito」を開催、また2009年にNazraeli Pressより写真集『The Jewish Bride』を出版するなど、社会的ドキュメンタリーが物語と心理学に出会う場としての写真の世界を開拓してきた。

【関連リンク】
https://zen-foto.jp/jp/exhibition/visiting-mister-ueda