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リコーアートギャラリーで東城信之介 × 松田ハル × リュウ・イカ展「積層 | Layers」が開催

2022/10/29

リコーアートギャラリーで東城信之介 × 松田ハル × リュウ・イカ展「積層 | Layers」が開催される。
 
東城信之介は、東城信之介は2019年のVOCA展で最高賞となるVOCA賞受賞後、2021年に小海町高原美術館で個展を開催するなど、精力的に活動を広げている。
 
今回のStareReap作品では、アクリルに透明印刷をした支持体の上に、ペイントや加工を施したユニークピースを制作した。プリントをあくまで素材として捉え、物質と絵画の両軸からStare Reapを解釈している。
 
松田ハルは京都芸術大学大学院に在学中の新進作家だ。空間の複製物であるVRと、絵画の複製である版画を組み合わせ、高解像の仮想空間とは一線を画す抽象的なイメージの断片で構成されたランドスケープを表現している。
 
これまではシルクスクリーンの技法をベースに制作をしてきたが、今回はデジタルの作品データをそのままプリントまで直結できるStare Reap の特性を活かした大作を発表する。
 
リュウ・イカは中国・内モンゴル自治区出身の写真家。2019年に第21回写真「1_WALL」展グランプリ、今夏はラグジュアリーブランド「LOEWE(ロエベ)」の秋冬メンズキャンペーンで北野武氏らを撮影したビジュアルが大きな話題となった。本展では、リュウが強い関心を持っている母性や肉体性、魂といったテーマの連作を本展で発表する。
 
「積層」とはこのリコーの印刷のエッセンスを端的に表した言葉であるといえる。
 
Stare Reapの技術の根幹は、髪の毛1 本程度の厚みのプリント層を繰り返し重ね、数ミリまで積み上げていくことにあるといえる。UVインクジェットプリントの特性上、レイヤードされているイメージとの相性はとても良く、本展に出品する3人の作家はそれぞれの手法でStare Reapの可能性を追求している。
 

  • ■展示概要
  • 東城信之介 × 松田ハル × リュウ・イカ展「積層 | Layers」
    2022年10月29日(土)〜11月12日(土)
    営業時間:12:00〜19:00 ※最終日は18:00閉廊
    休廊日:日曜日・月曜日 
  • ※11月3日(木・祝)は開廊、11月4日(金)は休廊

 

【関連リンク】
https://artgallery.ricoh.com/exhibitions/shinnnosuketojoxharumatsudaxryuika_積層_layers 

展覧会概要

出展者 東城信之介、松田ハル、リュウ・イカ
会期 2022年10月29日(土)〜11月12日(土)
会場名 RICOH ART GALLERY / リコーアートギャラリー

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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