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ライカギャラリー開設50周年!半世紀にわたる写真文化振興の歩みを祝して大規模な写真展を開催

2026/02/28

ライカは今年、ライカギャラリー開設から50年の節目を迎える。

 

1976年、本拠地ウェッツラーに最初のライカギャラリーが開かれ、芸術文化に対する企業貢献の礎が築かれた。創設時のギャラリーコンセプトは成功を収め、現在に至るまで実践されている。この50年間で世界各地に26のライカギャラリーを置くまでに成長を遂げ、国際的なネットワークが構築されている。各ギャラリーは写真を芸術として、時代を映す記録として、そして地球規模で人々の声を代弁する存在として捉え、それを可視化し、観る者が体感できるかたちで提示するというビジョンを共有している。年間およそ150におよぶ写真展を通じて現代の写真と歴史に名を刻む傑作を巧みに織り交ぜ紹介するライカギャラリーは、開設以来半世紀にわたって、写真表現の卓越性と写真が持つ多様性を象徴している。

 

My Leica Moment:50周年を記念した大規模な写真展
本拠地ドイツ・ウェッツラーに構えるライカギャラリー

本拠地ドイツ・ウェッツラーに構えるライカギャラリー

 

50周年という節目を記念するイベントの一環として、2026年6月にライカギャラリーウェッツラーを会場とする大規模な写真展が開催される。開催にあたり各ライカギャラリーに呼びかけ、候補となる写真家が挙げられた。

 

「My Leica Moment」と題する写真展は、ライカギャラリー50周年記念のために選ばれたアーティストによる50の作品で構成。親密さ溢れる瞬間、魅力的なストーリー、一流の写真家が持つ芸術的視点など、ライカフォトグラフィーの多様性を一望させる作品群となっている。

 

100年以上にわたり、ライカは写真文化を企業哲学の中心に据えてきた。ライカギャラリーのネットワークが広がることで企業として果たすべき文化的な使命も世界規模に拡大:写真文化を守り、その育成とさらなる発展を促す取り組みをグローバルに推進していくこととなった。傑出した写真、文化的な対話、写真文化の振興の代名詞であるライカギャラリーは、写真家と鑑賞者とが国境を越えて出会い、思索を深め、交流する場であり、歴史的・政治的・社会的なテーマを取り上げて議論を促す視覚的ストーリーテリングの空間を提供している。

 

  • ライカギャラリーが提供する文化プログラムはすべて、写真への情熱を幅広い層の方々と共有できるようデザインされています。ライカの世界に欠かせないのが、プロフェッショナルの写真家たちによる創作活動です。ライカギャラリーによって、私たちには、最もいい意味で“ライカファミリー”といえる、素晴らしい国際的なネットワークがあります。世界中どこの国でも大部分の人が写真と日常的に関わっているという点で、写真は多くの期待を抱かせる魅力的な芸術媒体だと感じています。
カリン・レーン=カウフマンライカギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクター

 

 

ライカギャラリーの誕生:ウェッツラーから世界へ

Leica Gallery Wetzlar, First Exhibition Paul Gluske, 1976 

 

1976年4月のオープンに際し、ライカギャラリーウェッツラーはライカ初の文化施設として、これまでにない独自のコンセプトを表明した。それは、記録写真や芸術写真を含む一流の作品をライカの伝統との密接なつながりの中で紹介すること。当時のエルンスト・ライツ社管理棟のロビーに個別のスペースを配して、ドイツ人写真家 パウル・グルスケによる旅行撮影をテーマとした展示から始まったギャラリーは、1988年にライカ社の移転とともにライカギャラリーゾルムスへと引き継がれる。当初の展示コンセプトは月替わりの展示プログラムへと発展していった。また、数十年を経て世界にまたがるライカギャラリーのネットワークが構築されていった。ゾルムスに続いて、まずはパートナー企業およびライカの現地グループとの協力のもと、ニューヨーク(1994)、プラハ(2002)、フランクフルト(2004)、サンパウロ(2005)、メルボルン(2005)にギャラリーが開設された。2006年には、世界で2番目のライカ直営ギャラリーとなるライカギャラリー東京がライカ銀座店にオープンしたことで、ネットワークはさらに拡大した。

 

写真を愛する人にひらかれた変化とインスピレーションの場

ライカギャラリー東京


ライカギャラリーは今後も変わらず変化とインスピレーションの場であり続ける。既存の展示様式や写真をテーマとする講演に加えて、新たなアプローチでの展示企画や写真におけるAIについての対話もますます重要性を増している。デジタル変革の流れのなかにあってもライカギャラリーのゆるぎない姿勢は変わらない。本物の写真を重要な媒体として社会的な議論のなかに位置づけることを目指し、オープンで批評的、グローバルに結びついたアプローチを貫き、これまでと同様写真の真正性を中核に据えていく。

 

さらに、写真を愛する人々が偉大なライカ写真家による唯一無二の作品をコレクションできるようライカギャラリーでは作品を購入する機会を設けている。例えば、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」受賞者へのオマージュとして選出する「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」の1枚は、限定プリントとしてライカギャラリーにて販売されている。

 

【関連リンク】

https://leica-camera.com/ja-JP/photography/leica-galleries/overview

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