中村キース・ヘリング美術館は、2026年2月10日(火)〜2月23日(月)の期間、東京・下北沢の「BROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWA」にて、写真展とポップアップショップを開催する。
1988年、来日したキース・ヘリングは、表参道の路上で行き交う人々とコミュニケーションを交わしながらパフォーマンスを行った。
本イベントは、岸田晃の撮影による当時の写真展示とポップアップショップを通して、ヘリングが大切にした「アートはみんなのもの」という信念を紹介する。コーヒーショップという街に開かれた空間でヘリングの活動に触れられる本イベントは、ヘリングの表現を新たな距離感や視点で捉える機会となるだろう。
なお、イベント期間中の2月16日は、1990年に31歳という若さで亡くなったヘリングの命日。中村キース・ヘリング美術館では、来館者に限らずより多くの人々に彼の作品とメッセージを届ける活動を行ってきた。本イベントも、そうした取り組みの一つとして開催される。
■イベント内容
1. 表参道でのパフォーマンス記録写真の展示

Photo by ©Akira KishidaAll Keith Haring Artwork ©Keith Haring FoundationCourtesy of Nakamura Keith Haring Collection.
本イベントでは、1988年に表参道(現在の表参道ヒルズ前)で行われたヘリングの路上パフォーマンスの様子を捉えた写真を23点展示。撮影を手がけたのは岸田晃。雑誌『FRIDAY』の取材に同行し、兄でありBROOKLYN ROASTING COMPANY JAPAN代表の岸田力とともに、その様子を記録した。
展示される写真には、歩行者天国にチョークで即興的に描くヘリングと、それを囲む人々の姿が捉えられ、日常の中で展開された制作風景が記録されている。作品が完成していく過程だけでなく、街行く人々との距離感や、その場に流れていた空気感まで写し出されている。また、岸田晃氏と岸田力氏、それぞれの視点から語られる当時のエピソードも今回初めてパネルにて紹介する。
2. 期間限定ポップアップショップ

写真展にあわせて、期間限定のポップアップショップを実施する。ヘリングは1986年、自身のグッズを販売するショップ「Pop Shop」をオープンした。ヘリングにとってグッズは単なる商品ではなく、より多くの人々とアートを通じたコミュニケーションを取るための「作品の延長」でもある存在だ。ヘリングは、自身の作品を一部の富裕層だけが手にする高額なものにするのではなく、大人から子どもまで幅広い人々が気軽に触れられ、楽しめるものにしたいと考えた。
本ポップアップショップでは、そうしたヘリングの想いを受け継ぎ、没後もなお世界各地で生み出されるヘリングのグッズの数々を紹介する。
- ■開催概要
「BROOKLYN ROASTING COMPANY presents PHOTOS & POP-UP by the NAKAMURA KEITH HARING COLLECTION」
会期:2026年2月10日(火)〜2月23日(月)開催期間中無休
時間:10:00〜20:00
会場:BROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWA
住所:東京都世田谷区北沢2-6-2 ミカン下北B街区 B101
入場料:無料
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